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執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-277~"Get Up and Jump (Demo)"-Red Hot Chili Peppers-1984



アルバム"The Uplift Mofo Party Plan"収録

Anthony Kiedis – lead vocals

Hillel Slovak – guitar,

Flea – bass,

Cliff Martinez – drums

"Red Hot Chili Peppers"は米国西海岸カリフォルニア州出身の"alternative funk rock"

バンドです。"Anthony","Hillel","Flea","Jack Irons”で結成しました。このデビューアルバムではドラムは"Jack”ではなく、"Cliff"になっています。"Hillel"はバンドにとって重要なメンバーですが、デビュー盤ではDemoのみで本制作では"Jack Sherman"がギターを担当しています。

このような"Red Hot Chili Peppers"らしいFunkyなサウンドは当初から固められていたことがわかります。歌詞は"Rage Against The Machine"とは異なりエンターテインメント性の高いものです。オリジナル・アルバムを11枚発表し2012年にロック殿堂入りもしている米国を代表する"alternative funk rock"バンドです。


1985年のLIVE。

米国のいたずら小僧たち、といった雰囲気ですが、70年代に少年期を過ごした子供たちが80年代に余裕ある米国経済の中で自由に楽しんでいる。という感があります。

"Rage Against the Machine"は社会的、政治的なメッセージを放っていますが、

"Red Hot Chili Peppers"はドラッグ、アナーキズム、性的倒錯や男権思想などで、エンターテインメント性というよりは"hedonism"~快楽主義~的なものです。

60年代の"Sex,drug,rock'n'roll"が資本主義社会の成長によって変容した姿と言えるかもしれません。

その余裕ある経済の中で深刻化していく社会問題が、このバンドにも、このあとふりかかってくることになります。


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