ドラムの演奏にはスティックを使います。
ブラシやマレットなども使いますが、
最も使うのはスティックです。
スティックは手首と指を使って演奏します。
右手は”マッチドグリップ”で演奏しますが、
左手は”マッチドグリップ”と”トラディショナルグリップ”の
2種類の握り方があります。
Stick Control
Matched Grip & Traditional Grip
初めてスティックを握るかたは
是非このVideoをご覧ください。
グリップについての考え方が
お分かりになれます。
Get A Grip
A key to success!
"Matched~"か"Traditional~"どちらがいいの?
よく話題になりますが
答えは
「どちらが貴方の演奏表現に適しているのか」
ということです。
もし、貴方が”Heavy Metal"が大好きで、それしか演奏しないのであれば
"Matched Grip"がいいでしょう。
しかし"Rolling Stones"や”Blind Faith”などの”Vintage Rock"も演奏したい
そう思うならば、”Traditional Grip"を取り入れてはどうでしょう。
”Bosanova","Samba"などのラテン系、そして
"Jazz"を演奏したいならば
両方使えるようになるのがベストです。
ビデオの中で語られている含蓄ある言葉は
”ひとつのテクニックはすべての表現に
足るものではない”
これは"Drum Pedal Techniques"でも同じことが言えます。
スティックコントロールで大事なことは
「幅広いダイナミクスをコントロールすること」
左手に関して言えば、"Traditional Grip"の方がこの点において有利です。
"Matched Grip"が駄目なわけではありません。
ただ人間の骨格と姿勢に合理的で感情を直に
スティックに伝えるには
左手については"Traditional Grip"が有利だと考えます。