Klaus Meine – lead vocals
Ulrich Jon Roth – lead guitar,
Rudolf Schenker – rhythm guitar,
Francis Buchholz – bass guitar,
Jürgen Rosenthal – drums,
1972年ドイツの子構内レーベルからデビューした"Scorpions"の2枚目のアルバムに収録。
最初リードギターは"Michael Schenker"でしたが、同じドイツのバンド"UFO"に移籍。
このアルバムから"Ulrich "がギターを務めています。
作曲は"Rudolf"&"Klaus"が主体となってつくられています。
和声の3度を省いた"パワーコード"で主旋律に対する旋律をつくり
バッキングする手法が多用されています。リフという考え方もできますが、
というよりは弦楽四重奏のような管弦楽法に共通すると考えた方が正しいです。
この手法は後年の"Alternative Rock"でもさかんにみられます。
"Ulrich "は"Jimi Hendrix"を敬愛していますが、同時に"Jascha Heifetzas",
"Nathan Milstein"ら傑出したヴァイオリニストに影響を受けたとも語っています。
"Jascha Heifetz" plays - Paganini Caprice No. 24 -
"Jascha Heifetzas"の演奏です。
"Ulrich "が影響をうけたというのが分る気がします。
"Jascha”は20世紀を代表するヴァイオリニストであり、「ヴァイオリニストの王」と称されることもあります。