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名曲千夜一夜物語-31~"Paperback Writer"-The Beatles-1966



12枚目のオリジナル・シングル曲

"名曲"とはいったい何を理由にするのか。その意味によって対象は千差万別になります。

メロディーが素晴らしく

それで名曲というべき"Rose"の様な曲もあります。

一方で"構成力=編曲"そして"時代を先進した斬新な手法"という視点もあります。

音楽を制作する時にその構造に目を向けると

"ホモフォニー""ポリフォニー"かという音楽の構造の違いがあります。

"ホモフォニー"は歌とピアノ伴奏のように、単旋律と和声の組み合わせで

"Rose"はこのカタチです。

一方"ポリフォニー"とは弦楽四重奏のような単旋律の複合です。

"ポリフォニー"音楽の編曲の技術はクラシックで築かれてきました。

ポップスではギター・ピアノという単旋律も和声も両方対応できる楽器と

単旋律楽器のベース、歌が組み合わせられます。

"The Beatles"の場合、まずベースがひじょうによく表情豊かで歌うのです。

そしてそれがメロディーと絡み合って

”見事な和声とリズムに特徴がある『フレーズ』をつくりだす”

計算されたベースラインなのです。

それにギターも和音弾きだけではなく、『フレーズ』で答える。

その結果全体が美しく構成される。という”構成力の妙”がこの曲にはあります。

"The Beatles"はこの点で同時代の他のポップスアーティストより先をいっています。

この曲のドラムを注意して聴いてください。ハイハットもフレーズにされています。

スネア・ベースドラムもそれぞれがメロディーに対してフレーズ化されてるのです。

たんなるリズムパターンではありません。

もう1曲見てみましょう。


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