名曲千夜一夜物語-211~"Mama Kin"-Aerosmith-1973
アルバム"Aerosmith-野獣生誕”収録
Steven Tyler-vocals
Joe Perry – guitar, backing vocals,
Brad Whitford – guitar
Tom Hamilton – bass guitar
Joey Kramer – drums
David Woodford – saxophone
米国を代表する"Aerosmith"のデビューアルバム"Aerosmith-野獣生誕”はプレスの評価は最悪まデビューアルバムでした。
しかしシングルカットした"Dream On"がチャート60位までになったのでとりあえず
次に繋がった、そんな状況でした。
しかし聴いてみると良曲が揃っているアルバムです。
この曲は"Steven Tyler"の作詞作曲です。自信作だったようで左腕に
"MA KIN"とタトゥーをいれていました。
Hard rockの曲はプロダクション~レコーディング、ジャケット、プロモーション~が
影響を与える度合いが大きいジャンルと言えます。その点ではジャケットは酷いし、
肝心のレコーディングの音質も軽く音像も小さく高校生バンドのようです。
プロデューサーはAdrian Barberで彼はドラマーでCream,The Allman Brothers Band,
The Rascalsなどを手掛けているのですが、プロデューサーとしては新人の域をでていない頃で、経験不足だったことがうかがえます。
また"Bruce Springsteen"の デビュー作"Greetings from Asbury Park, N.J”と発売が重なったのもプロモーション的には不運だったともいえるでしょう。
この曲はGuns N' Rosesがカバーしています。
Axl Rose - vocal
Slash - guitar
Duff McKagan - bass
Izzy Stradlin - guitar
Steven Adler - drums
1988年のライブです。私はGNRのドラマーは"Matt Sorum"が最高だと思うのですが、彼はこの映像のあと1990年から1997年までの間プレイしていました。
"Aerosmith"はこのあと毎年アルバムを発表して着実にスターダムに駆け上っていきます。名曲もたくさん生まれました。