名曲千夜一夜物語-172~"Superstition"-Stevie Wonder-1972
"Stevie Wonder"は25回Grammy賞
を受賞し、1億枚以上のアルバムを世界中で販売した記録をもつ、
20世紀に活躍した音楽界のLegendの一人です。
この曲はアルバム"Talking Book"に収録されていますが、本来はレコーディングに参加してくれた英国のギタリスト"Jeff Beck"にお礼として提供した曲でしたが、
彼のリリースの方が早く先にヒットしました。
"Beck Bogert & Appice"1973年の演奏です。
"Jeff Beck" – guitar , vocals
"Tim Bogert" – bass , vocals
"Carmine Appice" – drums ,vocals

"Tim Bogert"と"Carmine Appice"は"Vanilla Fudge"で
共に活動したいわば相棒。
アルバム1枚のみの活動でしたが歴史に残る名盤です。

"Stevie Wonder"は11歳で"Motown"と契約し、以来
"Motown"で活動を続けました。
彼の母は音楽家で、"Stevie"は幼いころから
教会で歌い、楽器を器用に操っていました。
"the Miracles"のメンバー"Ronnie White"が彼の曲を聴き、"Motown"に連れて行った、というのは良く知られている話です。
1963年にシングル曲"Fingertips"がBillboard Pop Singlesの1位になり、史上最年少の
No 1アーティストになりました。
しかしながら、本人らしく音楽を発信できるようになるまでは彼でも
時間がかかっているのです。
次回はそのブレイクになった曲を取り上げます。