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名曲千夜一夜物語-169~" Where is the Love"-Donny Hathaway,Roberta Flack-1972



Roberta Flack : vocal

Donny Hathaway : Vocal,piano

Chuck Rainey : bass

Eric Gale : guitar

Bernard Purdie : drums

Ralph MacDonald : percussion

Jack Jennings : vibe

作曲:Ralph MacDonald &

William Salter

Billboard 1 位,Grammy賞もとった大ヒット曲です。

作曲者が打楽器奏者として有名な"Ralph MacDonald"であるのが意外な感じもしますが

彼は"Just the Two of Us"の作者でもあります。

2曲とも別のミュージシャンとのコラボになっています。

"Roberta Flack"はハワード大学で声楽を学んだアカデミック派です。グラミー賞の最優秀レコード賞を1972年-73年と2年連続で受賞するという快挙を得ています。

"Donny Hathaway"は祖母と共に教会で歌い始めピアノを弾き始め、ハワード大学に進学します。いわば二人は大学の同窓生ということで親しくなったようです。

"Roberta Flack"の方が"Hathaway"より8歳年上で友人、ということですが、

"Hathaway"は大学卒業後"Curtis Mayfield"が設立したレコード会社で編曲、演奏家としてキャリアを始めます。"Aretha Franklin"や"the Impressions"らと仕事をして、

やがて自分の作品を制作することとなります。


”Woody Herman”が1972年に発表した"Children of Lima"収録の演奏です。

”Woody Herman”は米国のclarinet,sax奏者でバンドリーダー

であり、1944年からウディ・ハーマン楽団を率いて、株式会社化して

「売れる楽団」になるよう経営改革をしたことで有名です。

音楽面でもビ・バップコンセプトの「ファースト・ハード」とクール・ジャズコンセプトの「セカンド・ハード」と呼ばれる1940年代の活動が高く評価されています。


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