名曲千夜一夜物語-112~"The Lady Wants To Know"-Michael Franks-1977
"Michael Franks"はUCLAで音楽を学び博士号を取得、映像音楽の制作をはじめたのが歌よりも先で
その後制作した自主制作盤がきっかけとなってメジャーと契約するという、少々変わった経歴をもちます。
16枚のオリジナルアルバムを制作し、根強い支持を得るAOR界のレジェンドです。
作曲家としての活動が先だったこともあり、デビュー盤からJazz界のセッションマンを起用した高品質なサウンド創りをしています。
この曲は1977年リリースのアルバム"Sleeping Gypsy"に収録されています。
Joe Sample:pf / Michael Brecker:sax / Larry Carlton:guitarが参加し、
ドラムはBill Evans Trioで活躍したLarry Bunkerが担当しています。
こちらはオランダ人の"Laura Fygi"
1994年のカヴァー作品です。
"Laura Fygi"は1975年にポップシンガーとしてデビュー、1990年代からJazzフィールドで活躍します。
英語・仏語・スペイン語・ポルトガル語・中国語で歌い、まさにグローバルな活動をする歌手です。
"Michael Franks"は長いキャリアで名曲を多数送りだしていますが、
"Sleeping Gypsy"から評価が高いもう1曲を聴いてみましょう。