アルバム
"In a Silent Way"
Miles Davis – trumpet
Wayne Shorter – tenor saxophone
John McLaughlin – guitar
Chick Corea – electric piano
Herbie Hancock – electric piano
Joe Zawinul – electric piano, organ
Dave Holland – bass
Milesは1968年に"Miles In The Sky"をリリースしてエレクトリックピアノを前面にし
サウンドの”電気化”に手を付けました。楽曲的にはモードジャズの路線です。
"Miles In The Sky"でもスリリングな演奏が聴けますが、
この作品では、Electric guitarにJohn McLaughlinを起用し、キーボードも
Electric pianoにorganをプラスすることで
アンサンブルの層を増しています。
このアルバムに参加したメンバーはそれぞれがこのあとリーダーとして
"Contemporary Jazz-fusion"を切り開く名盤、名ユニットをつくっていきます。
この作品は即興演奏です。
それをプロデューサーの"Teo Macero"が編集して作品化しています。
"Teo Macero"の役割はかなり大きいです。
彼はSax奏者でもありますが、CBSに入社しプロデューサーとして
Milesの作品を手がけました。
Milesの信頼はこのうえなく大きかったようです。
1983年の"Star People"まで"Teo Macero"が編集して作品化するスタイルは続きました。