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執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-127~"Do It Again"-Steely Dan -1972


1973年Billboard Charts73位 Do it again~Steely Dan~

"Steely Dan"はWalter Becker (guitars, bass, backing vocals) と Donald Fagen (keyboards, lead vocals)の2人のユニットです。

いわゆる『ミュージシャンに愛されるミュージシャン』と言えるでしょう。

音楽制作をする人々から絶大の人気と尊敬を受けているユニットです。

”Do it again”はデビューアルバム”Can't Buy a Thrill (1972)”からの曲。

映像は米国深夜の音楽番組”The Midnight Special 1973~1981”出演時のものです。

続いて彼らの最高作ともいわれる”Aja~1977”から”Peg”です。


最高作、と言いましたが、

彼らの場合、すべてが最高作と

言ってもいいぐらいのクオリティー

です。

2人に加えて腕利きのミュージシャンを起用して徹底的な妥協のない制作で

傑作を創ってきました。

起用されたミュージシャンは例えば、

”Jeffrey "Skunk" Baxter-Guitars~The Doobie Brothers

Michael McDonald–keyboards, backing vocals~The Doobie Brothers,

Jeff Porcaro – drums~ToTo, Steve Gadd - drums......

Pops,Fusion界に大きな足跡を残してきた人達だらけです


"Do it again"は多くのミュージシャンがカヴァーしてますが、これは

John Wetton (King Crimson & Asia)とThe Les Paul Trio:

Carlton Holmes:piano,

Lou Pallo:guitar,

Nicki Parrott:bass

の演奏です。

John Wettonは"King Crimson","Uriah Heep","Roxy Music","U.K.","ASIA"で活躍した

マルチプレイヤーです。残念なことに2017年に他界しました。

70年代はロック、ポップスが大きく発展した時代ですが、ここでJohn Wettonが活躍した"Progressive Rock"に目を向けていきましょう。

これもたくさんのアーティストを抱える巨大ジャンルです。

日本人でProgressive Rockアーティストとして活躍した人はいませんが、

日本でも意外と愛好家が少なくない分野です。


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