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Jazz

​◆ジャズの歴史と分類

テニューオーリンズがかつて欧州から移住した人々や欧州系白人と黒人の混血「クレオール」を中心に、

奴隷制があった時代にアフリカから労働力として強制的に連行された人々など、

多種多様な人種が集まり、新たな文化が生まれました。

そこで自然発生的に1900年頃うまれた音楽がジャズといわれています。

​◆ジャズの進化を観てみましょう

①クレオールジャズ~デキシーランドジャズ

①クレオールジャズ~デキシーランドジャズ

King Oliver's Creole Jazz Band  

"Dipper Mouth Blues"-1923

ディキシーランド・ジャズは、ニューオーリンズ・ジャズと呼ばれる場合もあり、20世紀初頭にニューオーリンズで発達した

ジャズのスタイル。。コルネット(または、トランペット)、トロンボーン、クラリネットなどの3管が中心となって、

集団即興演奏をおこなったジャズの演奏スタイルが、

その原点とされている。

全てのパートが音楽的に同等の意味を持つアンサンブルが本来だが、各楽器ごとにソロを回していくスタイルを一般的にしたのは

"Louis Armstrong"です。

② スイングジャズ

Duke Ellington 

"Take the A Train"-1943

from the film Reveille with Beverly

composed by Billy Strayhorn

ジャズの歴史の初期に隆盛となったスイングジャズは、

2ビートを3連で処理するスウィングのリズムによる

軽快なダンスミュージック。

ディキシーランドが即興演奏に重点が置かれるのに比べ、楽譜にコントロールされたダンス向けの綿密なアレンジによる

スコアリーディングが前提の音楽。

30s~40sから発展したショービジネスの舞台、映画の曲が取り上げられることが多く、それらをセクショナル・ハーモニー化する

管弦楽法的編曲法がポップスに定着する大きな土台となった。

③ ビバップ

Charlie Parker

”Confirmation”-1946

ダンス音楽である"Swing Jazz"は中産階級以上の富裕層が

楽しめるものであった。

楽器を演奏して楽しみ、またはその即興性に興奮する聴衆は即興演奏を重視した純粋音楽への変化を後押しした。

原曲のコード進行を代理和音を用いてリハーモナイズする。さらに

頻繁な内部転調を行うなど演奏の自由度を高めるため

和声の拡大解釈が広がった。

自由度を求める意志が"bebop"台頭の原点にあります

④ クールジャズ

Miles Davis

- Israel-

from"Birth of the cool"-1957

ビバップは、複雑なアドリブ演奏と奔放さを特徴として持っていた。一方でクール・ジャズはスリリングな演奏よりもアンサンブルの

完成形に美をもとめ、白人を中心に奏法・展開などに抑制を効かせてメロディアスな構築を求める"cool Jazz"化の動きが現れた。

といえども、"cool Jazz"の発生に大きな動きをとったのは

黒人の"Miles Davis"です。

彼自身は歯医者の家に生まれた裕福な環境にあり

知的な環境で育ったことも

彼がこのような純粋芸術的なアンサンブル志向に向かった

背景だと考えられます。

⑤ ハードバップ

Duke Jordan-piano

-Si-Joya-
Dizzy Reece-tpt,Stanley Turrentine-T sax,
Reggie Workman-bass,

Art Taylor-ds.

ハードバップの特徴は、ビバップと同じく、楽曲のコード進行を軸にしてコード展開をおこないアドリブをおこなう基本は一緒だが、

ソロのアドリブ演奏で、ハードドライビングしながらも、メロディアスに構築するスタイルにあるといわれています。

よりフレーズが重要視されるため、メロディーとして成立しない音を音階から外すため、使わない音が多い特徴があります。

ハード・バップは、リズムに広がりをつけて、

アフロ・キューバン、ラテン・ジャズを生む土台となりました。

​⑥ アフロキューバンジャズ

-A Night In Tunisia -

Dizzy Gillespie and Charlie Parker

at 1945 Concert

40年代頃からのキューバからの移民を通じて、

西アフリカ・リズムの末裔たちが侵入し、アフロ・キューバンと呼ばれるラテン音楽の形態が出てきました。

それにハードバップを組み合わせた代表曲です。

And the Melody Still Lingers On

(A Night in Tunisia)‐

Chaka Khan-1981

この曲はこのヴァージョンを知らねば不幸です。

曲の中間で出てくるアルトサックスの

速いパッセージは

1945年のパーカーのプレイをはめ込んだもの。

​ハービーハンコックのシンセソロは伝説の名演奏です。

​まさに名曲とはこのこと

​⑦ ファンキージャズ・ソウルジャズ

- SPOOKY -

MIKE SHARPE-1967

1950年代後半からあらわれ1960年代前半ごろまで流行した。

ブルース色が強く、ゴスペルの影響も大きく、黒人文化的要素

が強く、コードを展開し、旋律を再構成する際に、

"ペンタトニックスケール"やゴスペルを意識したスケールを

意図的に用いる場合が多い。

リズム的にはスイングではなくAcid Jazz的ファンクビート

を使う場合が多い。

そのため"Jazz rock"としての音楽性もすでに感じられる。

​⑧ モードジャズ

- So What-

Miles Davis-1959

コード進行よりもモード (旋法)を用いて演奏されるジャズ。

1950年代後半に試行され始め、マイルス・デイヴィスのアルバム

「カインド・オブ・ブルー」1959年で完成されたとされています。

和声進行と和声の展開に基づくアドリブ・ソロは

ハード・バップに至って、旋律が洗練された結果、コードに基づく

スケールから和声的に均衡がとれない不快な音は外すことを求められる状況が出てきて演奏家の自由度が制限されることになった。

大切なのは自由度だと考えたジャズマンが向かったのが

"Modal Jazz"。

教会旋律(Church mode)や民族音楽のバグパイプなどにみられる

通奏低音とのハーモニー的共通性がある。

乱暴にいってしまえば曲のテーマの調性しかなく、そのテーマのスケールの構成音ひとつひとつを基音とするコードで3度・7度を外せば

まず問題はない。

​⑨ ジャズロック

- Hazard Profile-

Soft Machine-1975

1960s~70s電気楽器を使用したロックミュージックが急成長し、

大衆の支持を集めるようになると成長する時代に合致した

そのサウンドをジャズマンがとりいれはじめた。

ジャズにおいても電気楽器~エレクトリック・ギター、エレクトリックピアノ~を使用したサウンドが生まれ、

ロック系のミュージシャンからも即興演奏を中心とするスタイルが

発展した。これがジャズ・ロック。

​ジャズロックのグループは多数あるが、Soft Machine,Colosseum,

The Mahavishnu Orchesra,などが有名。実際のところどの部分がロックか、と問われると謎でもある。

​⑩ フュージョン

- KATHERINE-

Jeff Lorber Fusion-1978

70年代半ばになり、音楽文化がビジネスの一つの分野として成立すると、特に"Jazz rock"は楽器構成上ポップスのサウンドへの以降が簡単だったことで、様々な音楽ジャンル、ラテン、R&B、ファンク、60sポップなどの要素を取り入れてインスト曲がつくられ、

ソロパートはジャズ的にすることで

"Jazz fusion"と呼ばれるジャンルが成立した。

それは90s以降アドリブを最小限にして心地よさを求めた

"smooth Jazz"を生むこととなった。​​

​◆アルトサックスの名盤・名演

"You'd Be So Nice to Come Home To"


Art Pepper - alto saxophone
Red Garland - piano
Paul Chambers - bass
Philly Joe Jones - drums 

1957年

傑作アルバム"Meets The Rhythm Section"収録

Cole Porter作曲のスタンダード曲

"Who Cares?"​

Cannonball Adderley - Alto saxophone, leader
Bill Evans - Piano
Percy Heath - Bass
Connie Kay - Drums

1961年

Gershwin作曲の名曲

アルバム"Know What I Mean?"収録

"Topsy"


Lee Konitz – alto saxophone
Warne Marsh – tenor saxophone
Billy Bauer – guitar
Oscar Pettiford – bass
Kenny Clarke – drums

1955年

アルバム"Lee Konitz with Warne Marsh"収録
作曲 Edgar Battle,Eddie Durham

 

"Morning Dance" 

-Spyro Gyra-
Jay Beckenstein: alto saxophone
Jeremy Wall: electric piano
John Tropea: electric and acoustic guitar
Jim Kurzdorfer: bass
Ted Reinhardt: drums
Rubens Bassini: congas and percussion
Dave Samuels: marimba and steel drums

1979年

アルバム"Morning Dance" 収録

In my dreams​

Tom Scott-Saxophone, Lyricon
Richard Tee-Keyboards
Eric Gale-Guitars,
Hugh McCracken-Electric Guitar
Marcus Miller-Bass
Steve Gadd-Drums
Ralph MacDonald-Percussions

​1981年

この曲で吹いているのは"Lyricon"です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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