アルバム"WAR"収録
Bono – lead vocals, guitar
The Edge – guitar,
Adam Clayton – bass,
Larry Mullen, Jr. – drums,
第二次大戦後国土が分割されソビエトの後ろ盾の共産党の独裁状態が続いていた
ポーランドへの連帯を表明した曲です。この曲について"Bono"は
この曲がチャート入りしたあとに次のように語っています。
『戦場の場面を描写するなんて愚かしいことかもしれない。
でもこの曲がトップ10入りしたという事実は、レコードを買う人たちがチャートに登場するようなポップなものに幻滅していることだと思うんだ。
この曲がポップシングルだとは思ってないよ。
ミッキー・モストがいうところの3分間で終わって3週間チャートに入っているようなポップシングルとは明らかに違うし、俺たちにそういう歌が作れるとも思えないんだ。』
「War」のレコーディングが終わった後の1983年1月1日、実際にポーランドで戒厳令が解かれました。U2は大変その偶然?に驚いたと言われています。
1983年のLIVE
この曲は初めて英国のトップ10にはいったU2の曲です。
ここから、積極的に世界の音楽マーケットの世界にU2ははいりこんでいくことになります。
"WAR"のジャケットの少年はデビュー作"Boy”と同じ人物ですが、目つきが鋭くなり、
"U2"の姿勢が定まったことがうかがえます。