アルバム"Van Halen III"
Michael Anthony – bass
Gary Cherone – lead vocals
Alex Van Halen – drums
Eddie Van Halen – guitars
"Gary Cherone"がヴォーカルを務める唯一のアルバム。Van Halen "III"だが11作目の
アルバム。明らかに他のアルバムと雰囲気が違います。"Van Halen"のベストアルバムにもこのアルバムから曲が選ばれることはありません。
それは曲が悪いと考えるのではなく、それまでのヴォーカリスト"David Lee Roth",
"Sammy Hagar"の「押せ押せ」が「ストーリーテラー」型の"Gary Cherone"に変わったから方向性が大きく違うのだと理解したいのです。
ツアーでは他のアルバムの曲を当然歌いますし、「押せ押せ」型の曲を"Van Halen"のファンは求めているので、"Gary”は居場所が違うと自ら身を引いたのだと思います。
"Eddie"は単なるヘビメタギタリストというよりは高いアーティスト性を持っているので、制作時は楽しんでつくっていたのでしょうが、エンターテインメントビジネスの
要求としてはこの作品はまずいものだった。事実チャートで1位をとれなかったのですから。
1998年のライブです。
このライブを終えて"Gary Cherone"はバンドを離れます。