作曲-Richard Carpenter
作詞-John Bettis
73年は多くの名曲がリリースされた年でした。ラジオのベスト10番組で流された曲の中でひと際強い輝きを感じたことが45年経った今でも思い起こされます。
"Richard"が作曲した曲は十数曲程度ですが、それにしても素晴らしい曲をかいたものです。
この曲は詩とメロディーの関係性が見事で、
それが名曲のメロディーの必須と言ってしまえばそれまでなのですが、会話でのイントネーションとの違和感が全くありません。
作詞家の"John Bettis"は"Richard"の学生時代からの友人です。
"Top of the World"など"Richard"の大半の曲の歌詞は彼の手によるものです。
"Richard"の曲の他には、"Michael Jackson"の"Human Nature"が"Bettis"の作品です。
因みに"Human Nature"の作曲者は”ToTo”の"Steve Porcaro"です。
LIVEヴァージョンです。
この曲は名曲でありながら、カヴァーバージョンで光るものがみあたらない。
女性歌手で歌っている方はいらっしゃるのですが、"Karen"の方が良いと思ってしまいます。
"The Beatles"の曲とその点では共通しています。
だから両者ともにJazzスタンダード曲にはなっていないのです。
オリジナルの完成度が高いといえばそれまでなのですが、というよりは
本人が演奏しないとなりたたないというところに、
音楽の奥深さがあるように思うのです。