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名曲千夜一夜物語-159~"Saturday in the Park"-Chicago-1973



Robert Lamm – lead vocal, piano

Peter Cetera – vocals , bass

Terry Kath – guitar

Lee Loughnane – trumpet

James Pankow – trombone

Walter Parazaider – alto sax

Danny Seraphine – drums

"Chicago"を代表する"Lamm"作曲の名曲。出だしのピアノがとても印象的です。

彼らは政治的な立ち位置をはっきり主張するリベラル派のバンドでした。

この曲はBillboard3位に達しましたが、

ある日のニューヨークのセントラルパークでの光景を目にした"Lamm"が

シニカルな反戦歌として創り上げました。

『土曜日の公園、7月4日、人々は踊り笑い、

男はアイスクリームを売っている。

彼はイタリアの歌を歌っている。

皆が自由に自分らしく

楽しもうぜ!、もちろんさ。

こんな日をずっと待っていた。

土曜日にふさわしい。

人々はお喋りし、心から笑う。 男はギターを弾き、皆のために歌う。

彼がこの世界を変えるのを手伝える? できるかい?できるさ! 僕はずっとこんな日を待っていたんだ

ゆっくりと自転車を漕ぐ人は

合衆国の旗をなびかせる。

指導者たちの像は彼らの過ごした日々の輝きを

語り続ける。

若者よ、まだやれる、まだやれるんだ....

なんて愉快な、今日の公園 毎日が7月4日さ なんて楽しい 今日の公園 いつだって独立記念日なんだ。

みんなが手を伸ばし、触れ合って 心から祝福する? もし本当に望むなら、もし本気でそうしたいなら

みんな僕らが帰るのを待っててくれ

できるかい? できるさ! 僕はずっとそういう日を待っているんだ!』

子供の頃は"Billy Joel"の名曲"Piano Man-1973年"と同じ”ストーリーソング”だと思っていましたが、そうではないようです。

7月4日は米国の独立記念日ですが、この曲が書かれた1973年は、

ベトナム戦争への米国の介入が悲惨な状況になっているのが

おおよそ国民に知られていた時期です。

前半では独立記念日7月4日の公園(セントラルパーク)の風景を歌っているのですが、

ギターを弾いて歌う男は当時の国民の声~ベトナム戦争からの撤退~を

代弁しているようです。

自転車にのる愛国者の中に立つ合衆国の建国に尽力した人々の像~指導者~は

若者に『all is not lost~まだやれる!~まだやれる!』と言い続けている。

後半は皮肉です。

毎日公園にいけばみんなが楽しそうに語らっているけど、

本当に楽しい国にしたいなら

僕ら~戦地で戦う兵士~が帰るのを待っていてくれ。

つまり彼らが帰られるように行動しようよ、と"Lamm"は歌いかけているのです。

デビューアルバムでもリベラルな主張の曲もあったCicagoは米国を愛する行動する若者でもあったのです。


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