名曲千夜一夜物語-133~"A Trick of the Tail"-Genesis-1976
Mike Rutherford – bass, guitar,
Tony Banks –pianos, synthesizers,
organ, Mellotron, guitar,
Phil Collins – drums, lead vocals
Steve Hackett – guitars
"Peter Gabriel"が脱退してすぐ制作にはいり、1976年に2作発表しましたうちの1作。
最初に発表したのがこちら。メロディーラインとアレンジのアンサンブルが見事で
ポップな佳曲になっています。
演劇的な演出は抑えられて、熟練した演奏家が素晴らしいアンサンブルをつくり良い曲を送り出す。そのターニングポイントになった作品です。
同じ1976年に発表されたのはこちら

"Wind & Wuthering"~静寂の嵐~1976
これも名作です。
これがこの4名のメンバーが作ってきたGenesisサウンドの最高点と言えるかもしれません。
このアルバムを最後に"Steve Hackett"はバンドを離れ
ソロ活動にはいります。
"Steve Hackett"以外のメンバーはマルチプレイヤーの特徴があります。だから
アレンジャー・プロデューサー的視点で曲作りに向かっていると思われますが
"Steve Hackett"はあくまでギタリスト。ギターの可能性を広げる世界観をつくりたいと思ったようです。
ソロとなって製作したアルバムにもギターアンサンブルがきれいな良い曲があります。