"Johnny Cash"は常に黒い服を着てステージを務めました。
そのいきさつについて歌った曲です。
Billboard58位、country部門3位になりました。
謙虚で内向的な振る舞いでステージは黒の衣装で通し、反逆児で正義の側に立つ面があった一方で、飲酒や薬物中毒で苦しんだ側面もありました。
それらすべてが、この"Man In Black"の背景にあります。
貧困や飢えに苦しむ人、長年罪を償い続けている囚人、老いや薬物と戦っているの側に立って黒を着ていると言っています。
またそれ以外に、「多くのアメリカ人と同様にベトナム戦争について心が痛む。失われた命への追悼の気持ちも黒を着ている理由だ。終戦からだいぶ経つが、この気持ちは変わらない。傷つき年老いた人々は放置され、貧しい人々は貧しいまま、
若くして命を落とす人も絶えない。我々はまだこのことを解決していない。」と語っています。

同名のアルバムを1971年に出しています。
ここから"Man In Black"と
"Singin´ In Vietnam Talkin´ Blues"をシングルで出して
ベトナム戦争への反対を公にしました。