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名曲千夜一夜物語-75~" The Little Old Log Cabin in the Lane"-Fiddlin' John Carson-1923



1871年に楽譜で出版された古い曲です。

フィドル奏者"John Carson"がデビュー曲として1923年に発表。

歌と楽器のCountry musicの初期の作品として知られています。

米国はそもそも英国、フランスを中心にヨーロッパからの移民でできた国であることは言うまでもありませんが、北部は英国系が多く、南部はフランス系が多いことは、フランスの地名が南部に多いことからもわかります。

例えば"New Orleans"は仏語で"La Nouvelle-Orléans"であり、フランスのオルレアン公に由来します。クレオールジャズのクレオールは主にフランス人と黒人やインディアンとの混血した人・文化を意味します。そもそも南部は1803年以前はフランス領です。

これら19世紀後半からの状況が米国の"Country-music"のルーツの背景にあります。

そして東部から、南部から西部への開拓が進む中でワークソングとして発展した経緯が

"Country-music"にはあります。

これは米国の田舎で"Country-music"を聴くと納得しますが、風景・気候にぴったりとした一体感が感じられます。Fiddlin' John Carsonは現存する録音の中で最も古い時期にあたる"Country-music"の第一世代です。


"Bradley Kincaid"は20s~30sに活躍したフォーク歌手です。

" The Little Old Log Cabin in the Lane"の歌詞は奴隷として生きてきた老人が

年老いて粗末な小屋に住み「もう働けん共に生きる相棒は年老いた犬だけ.......」と語る内容なので、楽しく歌うような曲ではありません。言わば米国の闇の時代を表す歌です。だからこそ、語り継ぐべき曲でもあります。


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