名曲千夜一夜物語-59~"Break On Through"-The Doors-1967
"Jim Morrison"がボーカルを務めた
米国の西海岸から出たバンド。
"Break On Through"はデビュー曲。
Jim Morrison – vocals, harmonica, Ray Manzarek – keyboards,
John Densmore –drums,
Robby Krieger – guitar,
ロサンゼルスのUCLA映画科の学生であったJim MorrisonとRay Manzarekが中心となって1967年デビューした"The Doors"。
この映像は"Jim"と"Ray"が制作したプロモーションビデオです。
2枚目のシングル曲"Light My Fire~ハートに火をつけて"が1967年週間ランキング1位となり、The Doorsの代名詞のようになっていますが、デビュー曲から彼らの独自性は感じられます。
Jim Morrisonはフロリダ州立大学にすすみ、詩・文学に深く傾倒自らも詩を書くようになります。しかし突然21歳でUCLAの映画学科に編入します。
その彼が書いた詩を同窓生のRay Manzarekにみせたところ、彼は"Jim"の最初の心棒者になってしまいました。キーボードをやるからバンドをやろうともちかけたのです。
こうして"The Doors"ははじまりました。
"Jim Morrison"の詩に注目が集まりがちな"The Doors"ですがギターの"Robby"ドラムの
"John"共に音楽の制作力は高く、"The Doors (1967)","Strange Days (1967)",
"Waiting for the Sun (1968)"のデビューからの3作は完成度が高い作品です。
"Jim Morrison"が27歳で事故死(過剰摂取)してもバンドは継続を模索しましたが、
初期の3作が私にはよいなと思えます。
特に2枚目"Strange Days (1967)"をお勧めします。
