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執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-56~"Brown Sugar"-The Rolling Stones-1971



作詞・作曲ジャガー=リチャーズ

1971年リリース"Sticky Fingers"のオープニングを飾るオリジナル曲。

Mick Jagger ~vocals,

Keith Richards & Mick Taylor~guitar

Charlie Watts~drums,

Bill Wyman~bass,

Nick Hopkins~piano,

Bobby Keys~saxophone

アルバム発表の翌年1972年の演奏です。次を聴いてください。


Mick Jagger ~vocals,

Keith Richards & Ron-Wood~guitar

Charlie Watts~drums,

Darryl Jones~bass,

2015年ハリウッドでの演奏

MickとKeithは72,Charlieは74歳でも

1972年よりカッコ良くないですか?

1972年29歳当時は曲をつくってから間もない頃なので、ギターはリフをなぞって

”曲を弾いている”感じですが、

70歳を超えて43年後では、リフのアクセントは崩さずお互いの音を聴きながら掛け合うように弾いてノリ~groove~をつくりだしています。

"Black Sabbath"や”Deep Purple”などのHard Rock~Heavy Metalではリフはしっかりと崩さずに弾くのですが、"The Rolling Stones"の場合、毎回微妙に違います。

微妙に違っていることが曲を盛り上げていく力になっている。

"Rhythm&Blues"に深く傾倒している彼らですが、いうなれば彼らは

"Funk rock"です。もちろん"Rock'n' roll"でもありますが、"Elvis Presley"とは違います。

”Keith”は『俺も”Ron”もたいしたギター弾きじゃないが、2人あわせりゃ世界一さ』と語っていますが、この2015年の演奏を聴くと納得してしまうのです。

最高のシニアコンビです。

では"Funk”という言葉がでてきましたので"Funk”の世界を訪れてみましょう。


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