名曲千夜一夜物語-52~"Smoke On The Water"-Deep Purple-1972
"Smoke On The Water"この曲はギターリフの概念を世に強く知らしめた最初の曲でしょう。
ロック史には欠かせない曲です。
"Smoke On The Water"は色々な音源が残っていますが、この『Made in japan』の演奏が最もパーフェクトだと思います。
"Deep Purple"は結成当時から2枚目のアルバム『詩人タリエシンの世界』までは
"Psychedelic rock"の立ち位置でProgressive rock志向さえも感じられます。
Ritchie Blackmore~Gr,Jon Lord~Kd共に2人はクラシック音楽への理解が深いし、
デビューシングル"Hush"は米国で4位、『詩人タリエシンの世界』もアルバム40位と
新人としてはセールスも悪くはなかった。
1969年、"Led Zeppelin"が名盤"LED ZEPPELINⅠ"をひっさげてデビューし、米国でのライブパフォーマンスで大反響を巻き起こしていました。
それを見て"Ritchie"がハードロックへのスタイル変更をリードしたといわれています。
"Led Zeppelin"はライブでの演奏力が高く、スタジオ盤とは違う音空間を創り出すことができました。"Ritchie" も同じ様なスタイルには自信があったのだと思われます。
ともあれ、静的曲と動的曲の組み合わせや印象的なリフの多用など、ハードロックのひとつのカタチをつくったバンドです。