アルバム"Ruination"収録
Virgil Donati - Drums
Irwin Thomas - vocals,
Andre Nieri - guitar,
Junior Braguinha - bass,
Chris Clarke - keyboards
written by Virgil Donati
"Virgil Donati"の手によるヴォーカル曲です。
歌曲はメロディーが何よりも前にでなければなりません。
このような”ハイテク”ユニットではメロディーを壊してしまうことが多いし、
かと言ってポップ曲に近づけていけば行くほど、
よくあるハードロックになってしまいます。
聴く人によってはこの曲も不自然に聴こえるかもしれません。
それを承知の上で、
しかし、ぎりぎりのところで、美的に作り上げたように
私には感じられます。
それは調性を解決させずに微妙に
モーダルに運んでいくことができているからだと思います。
極力、和声を排除して、ギター、ベース、キーボードに旋律的進行させて
ボーカルの旋律をフロントにだす。
モードジャズや新ウイーン楽派の"Alban Berg"らの作曲家と通じる
和声空間を創り上げています。
プロモーションビデオです。
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