名曲千夜一夜物語-705~"Love and Pain"-Sarah Jane Morris-2003
更新日:2022年9月20日
アルバム"Love and Pain"収録
Sarah-Jane Morris - Vocal
Calum MacColl, Martyn Barker - programmed and all instruments
John Michael Brown - words
written by Sarah Jane Morris
"Sarah Jane Morris"は"Acid Jazz"のアーティストと分類されることがありますが、
本来は"R&B-Soul"の楽曲を書き、歌うというのが彼女への正しい理解だと思います。

彼女の"Acid Jazz"的なアルバムの最高作は
この"Love and Pain"です。
音作りは"Calum Mac Coll"と"Martyn Barker"という
両者共にマルチプレイヤーでプロデューサー、
音楽制作においては技術的にも楽理的にも強力な布陣です。
"Calum"は"Red Grape Records"レーベルの創設者で
"Martyn”はドラマーとして多くのアーティストのステージを
サポートしています。
ただ、このようなコンピューターによるリズムつくりや編集による製作は
メロディーとハーモニーの美しさが引っ込んでしまうようにも感じられてしまいます。
もう1曲紹介しましょう。
”Innocence”
アルバム"Love and Pain"収録
Sarah-Jane Morris - Vocal
Calum MacColl, Martyn Barker - programmed and all instruments
written by Sarah Jane Morris
これも"Acid Jazz"系としてきれいにまとめられています。
Sarah Jane Morrisは2009年から
サウンドを電子的制作からアコースティックにかえていきます。
そうすることで彼女の曲はハーモニー的美しさが加わり、
さらなる魅力を増加させていきます。