アルバム"Rickie Lee Jones"収録
Rickie Lee Jones - Vocal,Guitar
Red Callender - Wood Bass
Keyboards – Mac Rebennack, Neil Larsen, Ralph Grierson, Randy Kerber
Victor Feldman - Percussions
Drums – Andy Newmark, Jeffrey Porcaro, Steve Gadd, Victor Feldman
written by Rickie Lee Jones
制作に関わったミュージシャンが当時の第一線で活躍する者ばかりであることから、
レコード会社の彼女への期待感を感じ取ることができます。
そしてこのアルバムで彼女はグラミー賞の最優秀新人賞をとることとなります。
この曲は夢を果たそうともがく若者の有様を自分と当時の同棲相手であった
"Tom Waits"との日々から着想して書かれていると言われています。
お互いに飲食店等でバイトしながら、夢を追いかけていたので、
それを思わせる言葉が使われています。
このアルバムでいきなりグラミー賞受賞!という
スターダムに飛び出した"Rickie"でしたが
それに伴って"Tom Waits"との関係も破局を迎えます。
皮肉なものです。
1992年
ロサンジェルスでの演奏です。
"Tom Waits"は60年代中ごろの音楽や芸術の新興的動きが盛んな時代に
多感な十代を過ごしアート的な発想とパフォーマンスを行っていました。
1973年にデビューして商業的な成功は得られていませんでしたが、その一方で
"Rolling Stones"の”Keith Richard”に注目アーティストとしてあげられたり、
評論家から評価されたり、またコアなファンが多かったりと
骨のある活動をしていたアーティストです
彼は"Rickie"との破局で1曲をつくり残しています。
次回はその曲を取り上げます。
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