名曲千夜一夜物語-684~"Millworker"-James Taylor-1979

更新日:6月4日


アルバム"Flag"収録

James Taylor - Vocal, Guitar

Jesse Levy - Cello

Don Grolnick - Harmonium, Piano, Percussion, Shoe

Louise Schulman - Viola


Written-By – James Taylor

"James Taylor"は60年代後半から活躍し、名曲も多い素晴らしい

シンガーソングライターですが、

この曲は1977年初演のブロードウエイミュージカル"Working"に書き下ろされました。


ミュージカル"Working"は著述家"Studs Terkel"の書いた

"Working: People Talk About What They Do All Day and How They Feel About What They Do"という本を原作として制作されています。

内容は題名が示すがごとく、60年以降から70年代に至っての米国社会における

職種とその労働者の有様を著したノンフィクション作です。


この曲"Millworker-工員"として日々を送る女性が、

船乗りだった祖父と農家として働いていた父について

都会に出て工員として働く日々の中で、彼女の胸に浮かんできた想い、

感情を"Taylor"が素朴に歌うのですが、

あまりにも美しく心に染み入ります。


2021年になった現代では地球温暖化や、組織的に巨大化した労働環境が人々を

苦しめている、その有様は誰もが感じているところですが、

40年以上前からそうなることを人々は気づいていたのだと言うことが

あらためて感じられます。









2002年の演奏です。

ここで使われている楽器は1950年代から、いや"Tin Whistle"はそれよりも以前から

アイルランド音楽で使われている楽器です。

シンプルなアンサンブルが深い感動を与えてくれます。


『So often a simple song can say more than a hundred books. God bless you James...』


YouTubeに寄せられたコメントです。

本当にそうですね。

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