名曲千夜一夜物語-683~"Nothin'"-Townes Van Zandt-1971

更新日:6月4日


アルバム"Delta Momma Blues"収録

Townes Van Zandt - Vocals, guitars


written by Townes Van Zandt





<nothin'-Townes Van Zandt-Lylics>


Hey Mama when you leave

Don't leave a thing behind

I don't want nothin'

I can't use nothin'

ママいなくなる時は

何も残さないで行って

なにも要らない

なにも使わない


Take care into the hall

And if you see my friends

Tell 'em I'm fine - Ain't usin' nothin'

最後のお別れだ

もし知ってる人に会ったら

元気でいると言ってくれ


Almost burned out my eyes

Threw my ears down to the floor

I didn't see nothin'

I didn't hear nothin'

ほとんど目は焼けただれて

耳は床に焼け落ちた

何も見えなかったし

何も聞こえなかった


Stood there like a block of stone

Knowing all I had to know

And nothin' more

And man, that's nothin'

瓦礫同然に立ち佇み

悟ったことは、何も無いということだった


These brothers our troubles are

Locked in each others arms

You'd better pray that they never find you

血の繋がりは科せられた手枷・足枷

祈るがいい

見つからぬように


Cos your back ain't strong enough

For burdens doublefold

They'll chase you down

down into nothin'

誰も強くはないし他人を背負えない

押し潰されては朽ち果てるだけなんだ


Bein' born is goin' blind

And bowin' down a thousand time

The echoes strong of pure temptation

Sorrow and solitude these are the precious things

And the only words worth remembering

生まれるということは、ものがわからなくなっていくということ

何度も崩れ落ち、まやかしの声が強くなっていく

悲しみと孤独、それは尊いものなんだ

価値ある教訓はそれを心に刻むこと


オランダでの1991年のライブです。


"Townes"はこの6年後1997年に

52歳の若さで他界しました。


ドラッグに浸り心臓が弱った末の

不整脈でした。


"Robert Plant & Alison Krauss"名義の

2007年のアルバム"Raising Sand"で

"Nothin'"はカヴァーされています。


彼らのアルバム"Raising Sand"は

2008年の"年間最優秀アルバム"部門で

"grammy"賞を受賞しました。


2008年のライブです。

"Alison Krauss"がバイオリン=フィドルを弾いています。

フィドルと言えば、"Country music", ”Bluegrass music"でよく使われる楽器ですので

米国の文化のように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

米国の音楽文化はヨーロッパの特に、フランスと、アイルランド、スコットランド

などの英国圏から持ち込まれたものが、

互いに影響しあって成り立ってきたという背景があります。


"Americana music"といっても、その起源はヨーロッパの民族、特に

ケルト民族の文化が強い存在感を感じさせます。


"Robert Plant”は”British rock”の大御所中の大御所バンド

"Led Zeppelin"のメンバーですが、

"Led Zeppelin"の作品の中にもケルト民族の音楽-"Celtic folk music"の匂いを

強く感じさせる楽曲が多数あります。


次回は"British folk revival "を軸にヨーロッパに目を向けます。

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