アルバム"Bring the Family"収録
John Hiatt - Vocal, Piano
Ry Cooder - Harmony Vocals
written by John Hiatt
"John Hiatt"は9回grammy賞にノミネートされている、米国の
シンガーソングライターです。
彼は1970年、18歳の時に"Nashville"の3社のレコードレーベルと週3千円ほどの報酬で
作家契約をしてキャリアを始めます。
3年後、自分自身のソロアーティストとしての活動も認められ、よく1974年に
彼の書いた曲がメジャーアーティストである"Three Dog Night"に提供され、
"billboard Top40"にはいるヒットとなります。
しかしソロとしての作品はセールスがとれず、レコードレーベルとの契約も解消されるなど
ソロアーティストとしての立場を安定させるには
時間が必要でした。
アルバム"Bring the Family"
<Have a little faith in me-Lylics>
When the road gets dark
And you can no longer see
Let my love throw a spark
And have a little faith in me
道の行く手が暗く何も見通せない時
僕の愛が光を放つから
僕にすべてを委ねておくれ
And when the tears you cry
Are all you can believe
Give these loving arms a try babe
And have a little faith in me
君が涙にくれるしかない時
僕の腕に身を任せて僕に委ねてほしい
Have a little faith in me (x 4)
僕を信じて
And when your secret heart
Cannot speak so easily
Come here ,darling,from a whisper start
To have a little faith in me
内に秘めた、言葉にできないことがあれば、
気持ちをつぶやいてごらん
僕に気持ちを委ねて
And when your back's against the wall
Just turn around and you will see
I will catch you,I will catch your fall
So have a little faith in me
追い詰められたら
あたりを見回してごらん
僕がいるよ、僕が支えてあげる
だから、僕を信頼して
Have a little faith in me (x 4)
僕を信じて
I've been loving you for such a long time,girl
Don't you know,my love?
To have a little faith in me
And you know time, time is our friend
Yea baby,have a little faith in me
What will I do woman?
What will I do woman?
Aaaaaaaaaa....Have a little faith in me
Yea,baby,it's never too late,
Yea,baby,have a little faith in me
ずっと君を思い続けてきたんだ
分かるだろう?
僕に身を委ねることさ
時間は僕らに味方してくれる
だから愛する人、僕に身を委ねて
僕に何ができる?
僕にして欲しいことを言って
あぁ、僕に身を委ねておくれ
遅いということはないんだ
あぁ、愛する人、僕に身を委ねておくれ
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素晴らしい詩です。
"faith"は信頼、頼りにするという意味がありますが、
神との契約に使われる言葉でもあるので、意味あいとしては
日本語のそれよりも深い関係性を持つ言葉です。
それに配慮してここでは、流れにそって
言葉を変えています。
1995年オランダのTV番組での演奏です。
オランダは
彼を最初に高く評価した国で、
"John Hiatt"は1979年から密接な関係を
築いています。

"家族を築いて維持していく"
その言葉をキーワードとする
名曲が揃っている
"John Hiatt"の名作です。
米国の特に地方の共同体に向ける
彼の温かい想いが感じられます。
週3千円の報酬で音楽界にはいってから17年
"John Hiatt"はこの作品で不動の評価を確立したのです。
次回は”Americana music”の初期に遡って、初期のアーティストの作品に
さらに迫ります。
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