アルバム"Scenes from the Southside"収録
Bruce Hornsby - Vocals, Piano, Synth,
Joe Puerta - Bass, Backing Vocals
John Molo - Drums
Peter Harris - Guitar,
George Marinelli - Guitar, Backing Vocals
Percussion – Jeff Gerson
Producer – Bruce Hornsby, Neil Dorfsman, Written-By – B.R. Hornsby, John Hornsby
この曲は"Grateful Dead"のライブでもよく演奏されました。
<The Valley Road-歌詞>
While no one was looking on the old plantation
He took her all the way down the long valley road
They sent her away not too much later
Left him walking down the old valley road.
人目を忍んで、彼は彼女を連れて
古いプランテーションの長い谷道をずっと下りていった
程なくして彼女は他所へやられたんだ。
残された彼は古い谷の道を一人で歩いた
Walk on walk on little doll walk
Walk on little doll
歩き続ける、歩き続ける、彼女は歩き続ける
彼女が歩き続けるのがみえる
Sometimes i lead, sometimes i follow
This time i'll go where she wants me to go
She said maybe today, maybe tomorrow
Go deep in the woods down the long valley road
僕が先に進むこともあれば、君の後につづくこともある。
次は君の行きたいところに行こう
彼女は今日、もしくは明日にね、と言った
森の奥深くはいり長い谷の道へ進む
Walk on walk on little doll walk
Walk on little doll
歩き続ける、歩き続ける、彼女は歩き続ける
彼女が歩き続けるのがみえる
Out in the hall they were talkin' in a whisper
Everybody noticed she was gone a while
Somebody said she was gone to her sister's
Everyone knew what they were talkin' about.
廊下のあちらこちらで彼らはささやき声で話していた
誰もが彼女がしばらくいなくなったてたことに気づいてた
彼女は妹の家に行ったと言う人もいたし
誰もがなんの話しをしているのかわかってたんだ
While no one was looking on the old plantation
He showed her what they do down the long valley road
Came back around like nothin' really happened
Left him standing on the old valley road
人目を忍んで、彼はみんなが長い谷の道で何をしてるかを
彼女に見せたんだ
彼女は本当に何もなかったような顔をして戻ってきた
彼は一人古い谷の道でたたずんだ
Walk on walk on little doll walk on
Walk on little doll
Walk on, walk on the valley road
歩き続ける、歩き続ける、彼女は歩き続ける
彼女が歩き続けるのがみえる
Standing like a stone on the old plantation
Rich old man wouldn't ever let him in
Good enough to hire, not good enough to marry
When it all happens, nobody wins
Walk on walk on little doll walk on
Walk on little doll
石のように古いプランテーションに立っている
金持ちの老人は決して彼を招き入れなかったでしょう
雇うのには十分だけど、結婚するには十分ではない
スいうことが起きるときは、勝者はいない
歩き続ける、歩き続ける、彼女は歩き続ける
彼女が歩き続けるのがみえる
1990年のライブです。
農場で、労働者を雇う農場主の娘と
労働者の少年の物語です。
"Hornsby"は物語を曲にする
"ストーリーテラー"です。
ほとんどの彼の曲には物語があります。
切り取られた米国社会の中にある、人々の共感を得る物語を彼は歌っています。
"Grateful Dead"のライブでの演奏です。
"Grateful Dead"は米国のルーツミュージックを背景にした米国を代表する
ロックバンドです。
"Bruce Hornsby"が加わることで、"Grateful Dead"のギタリスト"Jerry Garcia"はライブでの即興性を多く取り入れるようになりました。
一方"Hornsby"は"Grateful Dead"から南部ルーツミュージックの素晴らしさを
感じ取り、互いに刺激しあう良い関係でした。
"Hornsby"はステージ上ではピアノでその時の物語を音で語ることができるのです。
そういう意味ではジャズマンと同じですが、
彼の演奏はジャズマンよりは、より”物語”になっているのです。
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