アルバム"Luck Of The Draw"収録
Bonnie Raitt - Vocals
James "Hutch" Hutchinson - Bass
Tony Braunagel - Drums
Benmont Tench - Organ
Paulinho DaCosta - Percussion
Bruce Hornsby - Piano, Keyboards,
written by - Mike Reid, Allen Shamblin, Producer - Bonnie Raitt, Don Was
"Bonnie Raitt"は米国を代表する歌手の一人です。
"Bonnie Raitt"の熱心なファンの方ならば、この曲を最初に取り上げるのは
異論があるかもしれませんが、素晴らしい曲です。
作曲は"Bonnie"ではなくカントリーミュージックの"Mike Reid"と
"Allen Shamblin"の手によるものです。
2013年のライブ映像です。
ピアノはレコーディングでも参加した
"Bruce Hornsby"が担当しています。
"Bonnie Raitt"のデビューは1971年です。
この彼女最大のヒット曲は彼女の活動の後期に属することになりますが、
初期の彼女は"Blues-rock", "Country music"のアーティストであり、歌も良いのですが、
歌より先にギターの名手として評価されました。
つまり彼女の持ち場は"Blues-rock"だったのです。しかしそれではたいしたセールスは
得られないし、実際のところルックスも歌唱力も優れているのに勿体ない。
そこでレーコード会社は彼女にポップソング、バラッドを歌うように企画を練りました。
それが彼女にとって幸せだったかどうか。
作品の制作においてはレコード会社との軋轢も多くあったアーティストです。
それでもセールスの数字には強く意識を向けた彼女ではありました。
その活動の歴史は必ずしも本人にとって楽しいものではなかったかもしれません。
あくまでも『エンターテインメントビジネス』の一部である音楽業界には
よく見られることでもあります。
次回は彼女の『強み』をさぐっていきます。
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