アルバム"Brave and Crazy"収録
Melissa Etheridge - guitars
Kevin McCormick - bass
Mauricio Fritz Lewak - drums
Bernie Larsen - electric guitar
Waddy Wachtel - guitars
Scott Thurston - keyboards
written by Melissa Etheridge
"Melissa Etheridge"は米国籍のシンガーソングライターです。
13回grammy賞にノミネートされ、1993年に"Best Rock Vocal Performance, Female"賞を
受賞している、聴衆からたいへん高い支持を得ている米国を代表する歌手です。
<You Can Sleep While I Drive-Melissa Etheridge>
Come on, baby
Let's get out of this town
I got a full tank of gas
With the top rolled down
There's a chill in my bones
I don't want to be left alone
So baby, you can sleep while I drive
さぁ、いこう
この街を出るのよ。
ガソリンも満タンで車の幌も下げた
身に染みる寒さだけど
独りぼっちにはなりたくない。
だから、運転する私の隣で眠ってて。
I'll pack my bag
And load up my guitar
In my pocket
I'll Carry my harp
I got some money I saved
Enough to get underway
And baby, you can sleep while I drive
荷物を詰め込んで、ギターも積んだ
ポケットにはハーモニカもある。
旅立ちに必要な、いくばくかのお金も溜めたんだ。
だから、運転する私の隣で眠ってて。
We'll go thorough Tucson
Up to Santa Fe
And Barbara in Nashville
Says we're welcome to stay
I'll buy you glasses in Texas
A hat from New Orleans
And in the morning
You can tell me your dreams
トゥーソンを抜けてサンタフェにあがって
移住者歓迎と言ってくれるナッシュビルのバーバラにむかおう
テキサスで眼鏡を買ってあげるわ
帽子はニューオリンズだね
そして朝には貴方が夜見た夢をを話してね
You know I've seen it before
This mist that covers your eyes
You've been looking for something
That's not in your life
My intentions are true
Won't you take me with you?
And baby, you can sleep while I drive
以前からみてきたの
貴方をわからなくしているこの霧
貴方は人生に欠けている何かを探し続けてきた
私の気持ちは本気なの
貴方についていっていいかな?
ねえ、私が運転する間は寝てていいから
Oh... is it other arms you want to
Hold you, the stranger
The lover, you're free
Can't you get that with me?
他の誰かの腕に抱かれたい?行きずりの人
愛人、貴方は自由なの
私と一緒にそれらを得ることはできないかな?
Come on, baby
Let's get out of this town
I got a full tank of gas
With the top rolled down
If you won't take me with you
I'll go before night is through
And baby, you can sleep while I drive
さぁ、いこう
この街を出るのよ。
ガソリンも満タンで車の幌も下げた
もし連れて行ってくれないなら
夜明け前に一人で出るわ
だから、私が運転する間寝ていていいの
米国は先進国というイメージが強いですが、
訪れてみると意外に、大きな田舎であることが分ります。
"New York"は例外と米国人も言いますが、"Los Angels"、それも
アカデミー賞でよく放映されるハリウッド大通りでも、1本裏に入ると
住宅地で、リヤカーで食べ物を販売しているおじさんが
営業していたりするのです。
東京の銀座ではそういうことはありません。
ましてや南部や中東部などは一生その地を離れない人もたくさんいます。
でも環境が田舎なので仕事も限られていて、夢があっても実現することも
むつかしい。
だから『都会にでよう』『一緒の人生を送ろうよ』と行動する若者が居て
この曲は恋愛の歌であり、希望の歌でもあるのです。
ハリウッドの大きなライブ会場
"Hollywood Kodak Theatre"での
2001年のライブです。
こちらでは
"You can tell me your dreams"➡"You can tell me all your dreams"と
歌っていて、新しい生活での夢を語って、という意味合いを強くしています。
"Melissa Etheridge"は米国カンサス州生まれで、いわゆる"Country-music"に囲まれて
育ったし、10代の頃から地元のカントリーミュージックバーで演奏を始めました。
なので、"Bruce Springsteen"と同じように
民衆の立ち位置で歌を歌っているアーティストです。
さらに"Melissa"は同性愛者であり、その立場で権利を主張し守る運動もするし
私生活もその立場でしっかり貫いている女性です。
2001年のライブ映像からも、その彼女がしっかりと大衆に支えられて
愛されていることがわかります。
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