アルバム"Bedtime Stories"収録
David Baerwald – vocals, guitars, keyboards
Larry Klein – bass, guitars, keyboards
Vinnie Colaiuta – drums
Rich Stekol – acoustic guitar
Greg Leisz – steel guitar
Steve Lindsey – Hammond organ
composed by David Baerwald
ギターアレンジの素敵なこの曲は"Larry Klein"がプロデュースした
シンガーソングライター"David Baerwald"のソロ1作目のアルバムの冒頭を飾る曲です。
このようなアメリカンロックのサウンドも"Larry Klein"の得意とするところです。
"David Baerwald"は米国のロックデュオ"David & David"名義で
アルバム"Welcome to the Boomtown"を1986年に発表して、
トップテンにはいるセールスを記録しました。
しかし成功したのにもかかわらず、二人は分裂し、ユニットは解散します。
その後は2人がそれぞれソロとして活動を続けました。
"David & David"時代のヒット曲
"Welcome to the Boomtown"を
カリフォルニアの楽器店
"McCabe's Guitar Shop"での2017年の
演奏です。
リラックスした緩い演奏です。
このように息の合うミュージシャンたちが集まって演奏して楽しむ、そんな文化が
米国にはあります。
私が海外で生活してわかったのは、日本には音楽が日常に根付いている文化はない
ということです。日本はホテルのラウンジで演奏するバンドもないし、
あくまでも音楽は『非日常』に属するエンターテインメントです。
欧米だけではなく東南アジアと比較しても日本は特異です。
"David Baerwald"はソロになってから、同じくミュージシャン・プロデューサーの
"Bill Bottrell"と組んで活動をしていましたが、
二人で『Tuesday Music Club』というミュージシャン同士でセッションを楽しむ
団体を率いていました。
この二人はこのような音楽文化を題材として一人のアーティストをプロデュースして
大成功しています。
次回はそのアルバムに迫ります。
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