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執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-612~"Rainmaker"-Oregon - 1975


アルバム"Winter Light"収録

Glen Moore - Bass, Flute

Ralph Towner" - Guitars, Piano

Paul McCandless - Oboe, English Horn, Bass Clarinet

Collin Walcott - Tabla, Sitar, Congas,

written by Ralph Towner



インド打楽器やシタールは"The Beatles"もとりいれていたし、

1975年にはギター奏者の"John McLaughlin"がインド系奏者と"Shakti"というユニットを

始めています。

時代的にインド打楽器を取り入れるのは自然なムーブメントだったとは言えますが、

しかし"Collin"は最初ヴァイオリンとティンパニーを学んだのにもかかわらず、

インド音楽や東洋文化に惹かれ、自ら師を定めて学び自己の表現手段としました。

実のところ"Tabla"はひじょうに演奏がむつかしい楽器です。

にもかかわらず、"Collin"は十分に自分のものとしています。


1975年のライブです。

"Collin"ここでボンゴを演奏していますが、メロディーやフレーズにユニゾンのように絡んで演奏しています。

そのアプローチはジャズドラムとは

かなり違います。



"Collin"は勿論ジャズドラムも演奏します。しかし好んで打楽器を演奏したのは

ここで聴かられるようなモノフォニックなアプローチなのです。

考えてみればある意味単旋律楽器の集合体であるオーケストラとの

共通性もあります。

"Collin"は残念ながら1985年に事故により39歳で早逝してしまいました。

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