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名曲千夜一夜物語-593~"Place to Be"-Hiromi Uehara-2009


アルバム"Place to be"収録

Hiromi Uehara - piano


composed by Hiromi Uehara






アルバム"Place to be"はピアノソロアルバムです。

"上原ひろみ"氏のピアノにかける想いがビンビンに伝わってくる作品です。

ピアノ1台でどこまでの音世界を表現できるか。

当時は30歳で、体力も気力も溢れている状態であったのだと感じさせられます。

1曲目の"BQE"から高度な技術のオンパレードです。

そういう楽曲たちのなかで、この曲は世界で活躍する彼女の

"自分の居場所"への繊細で深い情愛を切々と歌い上げています。


2008年

東京でのライブ演奏。







<You Tubeにポストされた投稿>

十数年前です。私は当時保育園児で、朝は必ずめざましテレビを見ながら

ご飯を食べていました。

ある日の朝いつものようにテレビを見ていると、この曲が流れてきました。

多分上原ひろみさんのコンサートの広告だったと思います。

私は幼いながらこの曲がずっと頭から離れず、何ヶ月かして広告が流れなくなってからも

両親に「この曲知らない?女の人の」と言って聴いたメロディーを自分のピアノで弾いて聴かせてみるも、そんなのわかるはずもなく、

小学生、中学生、遂に高校3年生になりました。私は吹奏楽部に入りました。それなりに

音楽の知識もついてきて、あのピアノの人が、容姿から上原ひろみさんであると認識し、

後は薄れかかった記憶を頼りにずっとこの曲を探していました。

やっと見つけた時、鳥肌と同時に涙が込み上げてきました。

初めてすべてを聴いた時、幼い頃の記憶が一気に蘇ってきました。

私は、雨の日にいつもこの曲を思い出していました。誰かにこの気持ちを

聞いてほしかった。同じ曲をいいよねと話したかった。

"place to be" 、すごくいい題名ですね。jazzyで、でもゆったりとした流れるメロディー、

時折ピアノじゃない楽器が聴こえる。とても繊細で切なく、愛のこもった作品。

この曲を生んでくれてありがとう。出会わせてくれてありがとうございます。

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