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執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-535~"Oh Patti (Don't Feel Sorry For Loverboy)"-Scritti Politti-1988

更新日:2021年1月9日


アルバム"Provision"収録

Green Gartside – vocals,

David Gamson – Yamaha DX7, Yamaha TX816, Yamaha QX1 sequencer, Oberheim Matrix 12, Sequential Circuits Prophet VS, Roland MKS-80, Roland MKS-50, Synclavier, arrangements



Fred Maher – drums, Oberheim DMX, LinnDrum, 

Miles Davis - Trumpet   composed by Green&David

こういうサウンドは他にも聴いたことがある!と思われる方がいらっしゃるでしょう。

日本の楽器メーカーYAMAHAの開発した"DX7","TX816"による煌びやかなエレピ、

Oberheim Matrix 12,Roland MKS-80による柔らかなパッドサウンドはこの時代の定石です。

"Synclavier"は音楽を制作するデジタルワークステーションの元祖です。

今やパソコンで簡単にできる時代ですが、この頃は

"Synclavier"1台で1千万円を超えました。今は同じ機能が30万円もあれば

十分に手に入ります。


Extend ver.です。

アレンジ構成がわかりやすいです。







"Scritti Politti"のサウンドの特徴は、まずベースやシーケーンスフレーズの音色の

リリース~残響時間がかなり短いと言うことです。

それは生で録音されたと思われるギターの音色でも同じです。


電子楽器で生楽器のフレーズを真似てつくってもソウルやファンクのノリ~グルーブが得られないことに気づいたのだと思います。

リリースタイムを極端に短くすることで16分音符のフレーズでビートをだして、

人間はワン&トゥの2Beatで大きく曲を感じグルーブするという様式を創り出しています。


人間はワン&トゥの2Beatで大きく曲を感じグルーブするということを活かした様式は

その後うまれた"Drum'n'Bass"も同じです。

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