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名曲千夜一夜物語-516~"Only Shallow"-My Bloody Valentine-1991

最終更新: 6月5日


アルバム"Loveless"収録

Colm Ó Cíosóig – drums, sampling keyboard Bilinda Butcher – vocals, guitar Debbie Googe – bass Kevin Shields – guitar, vocals, sampling keyboard



"My Bloody Valentine"は"Shoegazing~シューゲイザー"と呼ばれるジャンルを

代表するバンドであり、アルバム"Loveless"はこのジャンルの音楽性を

定着させた、といわれています。


1991年ロンドンでのライブです。

ほとんど真っ暗ですが、

当時彼らはこのような状態でライブを

おこなうのが常だったようです。





50s~60s~70s とギター、ベース、ドラムとバンド編成で表現する音楽は

"Blues""Rock'n roll","Heavy rock","psychedelic rock","Progressive rock”,"Jazz rock"と

音楽性を変化させてきましたが、作曲とアンサンブル、を広げていく方向と

歌う内容やパフォーマンスを重視する方向との2つの流れが生まれました。

"Folk rock"の中には"Bob Dylan"のように"言葉"に重きをおくアーティストは早くからいます。

"psychedelic rock"ともいわれる"The Who"などは

アルバム1枚をミュージカルを意識して作品づくりをしたアーティストもいます。



当初ダンスホールでダンス音楽として登場した"Jazz"は演奏の内容の質を高める方向に動き

"Bop Jazz","Mode Jazz"と広がりを見せました。

それに感化されたロック系のアーティストは

"Jazz rock"と呼ばれる音楽を創作するように

なります。




70s後半になってニューヨークで"Rock'n roll"のサウンドに

自らの主張をのせてパフォーマンスをおこなうアーティストもでてきました。


もともと、"Blues","Rock'n roll"は労働者の生活から生まれてきた音楽です。

それが上記のようにアート的にも発展し、巨大な収益をあげる商業的な

側面が強くなってしまった結果、

身の回りの生活や人々の生存に重要な日常の想いやある時は政治的な主張を求める人々が

音楽シーンに出にくくなった、という状況も進んでしまいました。。

言葉による表現を求める彼らの音楽は

"Punk rock"と呼ばれました。


70年代後半にニューヨークで現れてきた攻撃的な"Rock'n roll"を呈したニューヨークパンクは

英国のアーティストにも刺激を与えます。


70年代は英国の経済は『ヨーロッパの病人』と呼ばれるほど、最悪の状況でした。

高額な税金、高い失業率、イギリス企業の国際競争力の劣化などの背景もあり

英国ではこうして政治的主張の強い攻撃的なパフォーマンスをする

"Punk rock"のアーティストを輩出することになったのです。

"Shoegazing~シューゲイザー"はこうした時代の流れの中で

"Punk rock"に音楽性の変化を加えた音楽

だと言えます。





"My Bloody Valentine"


メロディーは簡単でポップさを感じさせながら、強力に歪んだギターに

ディレイ・リヴァーブという奥行を加えるエフェクターをかけ

サウンドをつくりました。


"Shoegazing~シューゲイザー"というと壁のような歪んだギターサウンドと

思う方も多いかもしれませんが、

彼らのアルバムを聴くとポップな楽曲も

少なくありません。

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