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名曲千夜一夜物語-447~"Waltz for Debby"-Bill Evans-1962

最終更新: 1月10日


アルバム"Waltz for Debby"収録

Bill Evans - Piano

Scott LaFaro - Bass

Paul Motian - Drums


composed by Bill Evans




前回の"Nardis"とは打って変わってリリカルで美しい"Evans"の演奏です。


1956年の彼のアルバム"New Jazz Conceptions"にて初めて発表されました。

そちらはソロピアノです。

ここではニューヨークのクラブ"Village Vanguard"でのトリオ演奏が

おさめられています。

この"Evans","LaFaro","Motian"のトリオは以降のピアノトリオの在り方に

大きく影響を与えたトリオだと言われています。

"LaFaro"は、従来のピアノトリオでは和声の進行を支えるウオーキングベースが

主たる演奏形態でしたが、

対位法的~ピアノの旋律に対して対旋律としてのラインをベースが演奏する~ことで

立体的な曲に仕上げています。

"Motian"の演奏もまた、旋律的に演奏しているのが感じられます。


しかしこの"Village Vanguard"での演奏のわずか10日後に"LaFaro"は交通事故にあい

1ヶ月後に他界してしまいました。

1966年若きベーシスト"Eddie Gómez"と出会うまで、"Evans"の活動は

不安定になりましたが、"Gómez"との活動は上手くいき、その後11年続きます。


Chick Core - piano

Stanley Clarke - bass







"Chick"と"Corea"は70年代のレジェンドフュージョンユニット"Return to Forever"

からの相棒です。


"Stanley Clarke"は米国のフィラデルフィア生まれで、教会で歌う母のもと、

早くから楽器に触れ音楽に親しみました。

最初の楽器はヴァイオリンでしたが、12歳で180cmを越える彼の手には

ヴァイオリンはあまりにも小さく、

たまたま練習室に置いてあったウッドベースを弾けるのが

手の大きい彼だけだったのでベースを始めるきっかけになったということです。


高校を卒業後地元で音楽学校に在籍して学び、20歳でニューヨークに移ります。

"Joe Henderson:sax","Pharoah Sanders:sax","Art Blakey:drums"

らとの演奏の機会に恵まれ22歳の時"Chick"と出会い、"Return to Forever"に参加します。


次回は"Stanley Clarke"の活動から名曲に迫ります。

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