アルバム"Escape"収録
Steve Perry – lead vocals
Neal Schon – lead guitar, backing vocals
Jonathan Cain – keyboards, guitar, backing vocals
Ross Valory – bass, backing vocals
Steve Smith – drums, percussion, backing vocals
この曲はヴォーカルの"Steve Perry"と
キーボードとサイドギターの"Jonathan Cain"が作曲した"ロックバラード"です。
"Steve Smith"は"Journey"としては2代目のドラマーで、
初代のドラムは"Aynsley Dunbar"と言う方です。
彼も名ドラマーを多数輩出した"Frank Zappa"のバンドを通った実力者であり
"Steve"に負けず劣らずのテクニカルなドラマーです。
もともと"Journey"はジャズロックやプログレッシブロックよりのサウンドで
デビューしたバンドです。
サンタナのバンドでサイドギターを担当していた
"Neal Schon"を中心にして組まれたバンドでサンタナのようなインスト曲でいこうと
かんがえていたようです。
しかしアルバムを発表しライブを重ねても
マーケットになかなか受け入れられなかったため、
ヴォーカル曲主体のポップロックの試作と検証がおこなわれました。
1978年にヒット曲をだしてポップ化の方向での活動が確定した段階で
"Aynsley"は脱退。"Steve"が加入したのです。
"Steve"もジャズロック系の音楽を好みフュージョン界での活動も幅広い
テクニカル系ドラマーではあるのですが、
ロックドラマーとしての醍醐味、面白さもよく知っているプレイヤーなのでしょう。
アルバム"Daydream"収録
"Mariah Carey"1995年のバージョンです。
"Steve Smith"は"Mariah"の作品作りに重要な役割を果たしてきました。
この作品は英国、米国共に10位以内のヒットを記録しています。
作曲は"Steve Perry"と"Jonathan Cain"の共作です。
"Steve Perry"の綺麗な高域の伸びが活かされる名曲で"Mariah"のみならず
"Celine Dion"などの、いわゆる"歌姫"に好まれている曲です。
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