top of page
執筆者の写真jazzdrumclub

名曲千夜一夜物語-419~"Get Up Stand Up"-Bob Marley and the Wailers-1973


アルバム"Burnin'"収録

Peter Tosh – guitar, vocals, keyboards

Bob Marley – guitar, vocals

Bunny Wailer – percussion, vocals

Aston "Family Man" Barrett – bass

Carlton "Carlie" Barrett – drums

Earl Lindo – keyboards



一般には"Bob Marley"だけがレゲエの代名詞のように思われているところもありますが、

彼の作品の大部分は"Bob Marley and the Wailers"のメンバーとの共同制作です。

"Reggae"ミュージックはダンス音楽です。2拍4拍に主にギターのカッティングで

強拍ビートを刻み、後の楽器はそれぞれがリズムを作っていき

ポリリズムのダンス音楽にしていきます。


"Sly & The Family Stone"の"Dance ti the music"ようなファンクでは1,2,3,4拍をドラムで強拍を維持し、ベースやギターがリフでカラムという、タテノリのダンスミュージックです。

演奏に身体が1,2,3,4拍で一体化する。


レゲエは演奏で2拍4拍の裏拍を強くだしているのに足は自然に1,3,拍をカウントして

2拍4拍で上半身が横に揺れるスイング的な反応を示してしまいます。

演奏と一体化というよりも演奏とやり取りをしてひとつになる感じがあります。


1979年オークランドでのライブ








同じダンスミュージックでもファンクが攻撃的ならばこちらは

融和的なように感じられます。


意外な気がしますがギタリスト

"Lee Ritenour"が"Bob Marley"へのトリビュート作を2001年に発表しています。

ピアノは盟友"Dave Grusin"で

これはこれで素敵なスムースジャズ作品です。


閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page