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名曲千夜一夜物語-412~"The Weight"-The Band-1968

執筆者の写真: jazzdrumclubjazzdrumclub

アルバム"Music from Big Pink"

Robbie Robertson – guitars, vocals

Rick Danko – bass,fiddle, vocals

Levon Helm – drums, tambourine, vocals

Garth Hudson – organ, piano, clavinet, soprano and tenor saxophone

Richard Manuel – piano, organ, vocals



"American rock"の"roots-rock"と評される音楽をつくった"The Band"は

"Bob Dylan"のバックバンドでもありました。

これが"Dylan"と"The Band"で借りていた

『ピンクの家』

ここで彼らは多くの曲を制作しました。


この"The Band"名義のデビューアルバムにも"Dylan"は3曲に作曲者として参加しているのです。



実際にアメリカを訪れると感じるのですが、"New York"以外は

たとえそこが"Los Angeles"でも”大きな田舎”という感じがします。ましてや南部や中西部は

田舎そのものですし、人もシンプルで素朴な雰囲気ですし、基本人懐っこいです。


"roots-rock"は"country rock","gospel"に"rock'n roll"が相互に反応してできたもの。

是非、アメリカの大地で聴いて欲しい音楽です。


"The Band"が解散した1978年最後の

ライブ-The Last Waltz-の映像です。







このような映像をみると人種差別も格差も感じられない温かい感動を得ます。

しかし現実はそうではなく、社会レベルではどちらも根強くあるのがアメリカです。

どうにかならんのか、と強く思ってしまいます。


次は"American roots rock"のもうひとつ最高のバンドに迫ります。

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