アルバム"Acadie"収録
Daniel Lanois – vocals,guitars,omnichord
Malcolm Burn – keyboards, guitars,
Brian Eno – keyboards, vocals
Tony Hall – bass
Willie Green – drums
Art Neville – piano
Aaron Neville – backing vocals
多くのミュージシャンに愛され演奏され続けている"Daniel"の佳曲。
米国を代表するバンドであり『ジャム・バンド界のゴッドファーザー』とも呼ばれる"Grateful Dead"の"Jerry Garcia"が率いる
"Jerry Garcia Band"による1992年の演奏です。
"Daniel"のライブヴァージョン。
本人の手にかかると、説得力が全然違います。
単純な構成の曲が多いので見逃されがちですが、
"Daniel"はライブで命を与えられるような曲を多くかいています。
Jazzの場合、気持ちの良い和声進行をもつ曲を絵画のキャンパスにみたてて、
そのキャンパスに自由に絵を描くごとく即興演奏をし
人間の感情のドラマを表現します。
"Daniel"の場合、メロディーが活かされ、それを美しくするアンサンブルを
ライブで魅せるスタイルです。
ある種『ギターアレンジ』の宝石箱をみせてもらっているかのようです。
熟練した演奏技術と高いハーモニー感覚をもっているのがわかります。
奇をてらうのではなくシンプルに曲を輝かせる力が
彼の魅力です。
次は彼がプロデュースしたレジェンドアーティストの名盤をとりあげます。
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