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名曲千夜一夜物語-375~"if 6 Was 9 "-The Jimi Hendrix Experience-1967

執筆者の写真: jazzdrumclubjazzdrumclub



アルバム"Bold As Love"収録

Jimi Hendrix – vocals, guitars

Noel Redding – bass

Mitch Mitchell – drums

Jimi Hendrix – producer

Chas Chandler – producer, foot stomping

Eddie Kramer – chief engineer


"Eddie Kramer"は"Jimi Hendrix"の作品の多くのエンジニアリングを担当しています。

"Jimi"の作品はロックギタリストの言わばスタンダード化している曲が多くありますが、この曲はそれらとはちょっと違い当時の"Psychedelic rock"の匂いがプンプンする1曲です。


この曲は映画『イージーライダー』の中で使われています。

これはそのシーンの抜粋です。






70年代は録音技術が盛んに進歩している真っ最中でした。ミュージシャンのアイデアをどのよに録音物という芸術作品にするか、エンジニアとの五分五分の勝負の中で新たな技術が生まれ発展したのです。

爆音の中で毎日弾いているロックミュージシャンは録音された途端にしょぼくなってしまう音圧に不満を抱えていました。アンプの3段積みの前での爆音の音圧を録音して再現するのは実はとてもむつかしいことです。さらに音像の移動やディレイ処理や残響をミュージシャンと同じ感覚をもてるエンジニアは少数なのです。

ロックの名盤に何枚も携わっている"Kramer"はその面でトップのロックミュージシャンに認められていたエンジニアのひとりです。

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