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まず聴いてください。

このように演奏できるようになります。

ここを目指して進んでいきます。

Practice 1からPractice 5

まであります。

1日1つの”Practice”でもいいですが

「出来たな」と思ったら

どんどん次に

進んでいって構いません。

ただ、次の日は前日終えた章から

​始めるとさらに効果があります。

​Target

Practice 1

右手~Hi Hat

右手でハイハットを叩きます。

まず、ハイハットを閉じておくので

左足は床につま先をつけたまま

~ハイハットペダルを踏んだまま~にします。

4分音符1個を3つに分けて

1小節に8分音符を3+3+3+3で12回叩きます。

8ビートは4分音符を2つに分けて

1小節に8分音符が8個で8ビートといいます。

しかしこの場合は通称”ハチロク”と

呼ばれています。

ハチロクの曲はブルースの他

”朝日のあたる家”

” End of the world”

”As Long as I Have You”

​ロックバラード系にみられます。

Practice1-52bpm - JDC
00:00 / 00:00
Practice1-58bpm - JDC
00:00 / 00:00

ベースとピアノと一緒に演奏している感覚

音が重なっている感触を感じてください。

 

ベースとピアノの演奏に自分の叩いている

右手(ハイハット)が

重なっている気分になるよう、

演奏と一体になっているよう感じられるまで

 

タイミングに集中して、

調整をしてみてください。

 

肩、腕に力みがないよう、

「脱力」

を心がけてください。

 

52bpmでしっかり周囲との関係を把握して、
1打づつしっかりと叩くことを身体におとしこみます。

Practice1

​Practice 2

右手~Hi Hat ,右足~Bass Drum
​左手~Snare Drum

右手がいい感じになったら、

左手(スネア)と右足(バスドラム)を加えます

まず、右足(バスドラム)と右手(ハイハット)を譜面を見ながら叩きます。
右足のタイミングはは完全に右手と重なります。右足を右手に合わせる感じでやりましょう。

次に左手(スネア)を入れますが、左手も右手のタイミングに重なります。
右手と左手だけをやってみてから右足を入れてもかまいません。

右足はすべて右手とタイミングが重なります。

右手にしっかり合わせていきましょう。

ベースとピアノと一緒に演奏している感覚

音が重なっている感触を感じてください。

52bpmでタイミングがそろうことをしっかりやることが大切です。
慣れたら、譜面を見ないでやってみましょう。右足の入る場所が違ってしまっても
気にすることはありません。
右手とタイミングがそろうことが大事なことです。

 

肩、腕に力みがないよう、

「脱力」

を心がけてください。

ドラムを演奏するのに

肩に力を入れる必要はなく、

肘と手首と指でスティックを

コントロールします。

強弱のスティックコントロールは

指でスティックをコントロールするので

フィンガリングと呼びます。

​Video Lessonの

『Traditional Grip Advance』

​を参照してください。

Practice2-52bpm - JDC
00:00 / 00:00
Practice2-58bpm - JDC
00:00 / 00:00

◆右足(バスドラム)の踏み方

Videoを観てください。インストラクターは"Weather Report"などで活躍するPeter Erskine氏 です。

『踵をペダルにつける”Heel Down"と踵を上げる”Heel Up"。

足を安定させるにはペダルにつけた方がいいし、弱拍はこちらでないとむつかしい。

一方、強拍は踵を上げた方がいいし、早く踏む場合も踵を上げた方がコントロールしやすい。

踏まない時は、ペダルの上に踵をつけて

両方を組み合わせて踏むのが良い。』

ということを語っています。

最初は『踵をペダルにつける”Heel Down"』から始めましょう。

足に力をつけてから”Heel Up"に取り組んで大丈夫です。

Practice2

​Practice 3

右手~Hi Hat ,右足~Bass Drum
​左手~Snare Drum

8分3連の間にバスドラムが踏まれる

シンコペーションフレーズはハチロクの曲で

よくみられるフレーズです。
曲中では20小節目のように部分的に使われます。
これは右手と右手の間に右足が交互にはいるのであり、右手と右足が交互に連打する様です。

これをマスターするために[B]パートで感覚を掴み、
[A]パートで曲中で処理することができるようにしましょう。

 

右手はずっと同じ速さで動き続けるのです。右足につられないように、右手に意識を向けるのが
ポイントです。

Practice3-46bpm - JDC
00:00 / 00:00
Practice3-52bpm - JDC
00:00 / 00:00
Practice3-58bpm - JDC
00:00 / 00:00
Practice3

​Practice 4

右手~Crash Cymbals.,Hi Hat ,Tom,
右足~Bass Drum,​左手~Snare Drum,Tom

シンコペーションも活用して

総合的にアプローチした演奏です。

何度も繰り返して身体が覚えると

自由にシンコペーションを活用できますし

言葉を話すように演奏できるようになります。

Led ZeppelinのLive盤での

"Since I've been loving you"がとても参考になります。

Practice4-46bpm - JDC
00:00 / 00:00
Practice4-52bpm - JDC
00:00 / 00:00
Practice4-58bpm - JDC
00:00 / 00:00
Practice4

Standard 40 American Drum Rudiments

~スティックコントロールのトレーニング~

ルーディメント~rudimentと呼ばれる

スネアドラムを叩くときの
基礎的技術~フレーズ~が
マーチングドラムの分野で定められています。

”The Percussive Arts Society”という団体が

40のルーディメントを規定してドラムと

パーカッションの技術の充実に努めています。

スティックコントロールを高めるのに

非常に有効な練習ツールです。

"Video Lessons"

"40 Rudiments  Video Lessons"

があります。
覗いてみてください。

40 Rudiments

​Practice 5

最後は、ドラムの音はなく、クリックもありません。しかし勿論、実際の演奏にはクリックはないのです。一緒に演奏する仲間の音を聴いて

演奏するのです。

ピアノのきざみに集中して、ベースも聴く。

メロディーは進行の確認程度で耳にさりげなく入ってくる程度でよいです。

Practice 5は、

『周りの音を聴いて演奏をする』という、演奏でもっとも大事なトレーニングです。

演奏とは聴くことだ、というのは多くの名プレーヤーの言葉です。

 

自分の出している音は、ほとんど2割以下

8割9割は相手の音を聴いているというのが上手な演奏、プレイヤーの姿です。

最初はとまどうでしょうし、Practice 5 をやるにあたっては

実際に人間と演奏しているわけではないので人と演奏するよりむつかしいです。

 

でもだからこそ、トレーニングになります。

 

何度も何度もチャレンジして楽しんでください。

Practice5-46bpm - JDC
00:00 / 00:00
Practice5-52bpm - JDC
00:00 / 00:00
Practice5-58bpm - JDC
00:00 / 00:00
Practice5
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