まず聴いてください。
このように演奏できるようになります。
ここを目指して進んでいきます。
Practice 1からPractice 5
まであります。
1日1つの”Practice”でもいいですが
「出来たな」と思ったら
どんどん次に
進んでいって構いません。
ただ、次の日は前日終えた章から
始めるとさらに効果があります。
Target
Practice 1
右手~Hi Hat
右手でハイハットを叩きます。
まず、ハイハットを閉じておくので
左足は床につま先をつけたまま
~ハイハットペダルを踏んだまま~にします。
1小節に8分音符を2+2+2+2で8回叩きます。
この時、1・3・5・7拍目を強く
2・4・6・8拍目を弱く叩いて
アクセントをつけます。
4分の4拍子で8分音符を基本単位としたリズムを
8ビートといいます。
8ビートのすべてが、奇数拍を強く、偶数拍を弱くアクセントをつけるわけではありません。
その逆の場合もありますし、
意図的に組み合わされる場合もあります。
まずは4分音符を2つに分けて
8分音符となった場合に
最初を強くして、次を弱くする。
スティックをもったら
アクセントをつけることで、
右手のフィンガリングを身につけましょう。
ハイハットの音が
左側から聴こえます。
スティックを持たずに音に合わせて
右手で右側に聴こえるシンバルの音に
合わせて右足の腿を打ちます。
”>”は強く叩く、という意味です。
強→弱→強→弱.....
と交互に叩くということですが、
最初は同じでかまいません。
スティックをもつまでは
「手で腿を打った時に腿と・指先に感じる
感覚が耳で聴いた音とピタッと
重なるように集中する」
ことを意識してください。
Practice 2
右手~Hi Hat , 左手~Snare Drum
右手がいい感じになったら、
左手(スネア)を加えます。
このスネアのフレーズはラテン音楽にとって基礎となるフレーズです。
”クラーベリズム”といいます。
左手はすべて右手とタイミングが重なります。
右手にしっかり合わせていきましょう。
左手は”cross-stick” という奏法で
スネアドラムのリムを叩きます。
Video Lessonの
『Cross-stick』
を参照してください。
◆左手(スネア)Cross stickの叩き方
日本では"Cross-stick"のことをリムショットと呼んできましたが
国際規格にのっとって"Cross-stick"と認識しましょう。
”リムショット”はリムとヘッドを同時に叩くことで
アクセントを強めるショットであると説明されています。
Videoでは"Cross-stick"をつかった
レゲー、チャチャ、ルンバなどのラテンビートにも触れています。
"Cross-stick"では左手もMatched Gripに近い
持ち方をします。そのことがタムとのコンビネーションが
スムーズになることもわかります。
Practice 3
右手~Hi Hat ,右足~Bass Drum
左手~Snare Drum
Practice3のポイントは
右手・右足・左手のコンビネーションです。
バスドラム(右足)を加えましょう。
これはペダルをつかって実際に踏むとわかりやすいのですが、
バスドラムの踏み方はVideo Lessonで確認してください。
左手も右足も右手に重なっていますので
右手と一体感をもって演奏しましょう。
最初に「右手と左手」
次に「右手と右足
最後に「右手と左手と右足」
と3段階で遅いテンポで十分にやってから、急がないでテンポを速くしていきましょう。
Practice 4
右手~Hi Hat open&close,右足~Bass Drum,
左手~Snare Drum,Tom
動きはほぼ同じで、左手をスネアだけではなく、タムに移動してみます。
詳細を入力してください
左手の動きは変わりませんが、スネアに加えて
タムがはいります。
2・4・6・8小節の3拍目は
「オープンハイハット」というもので、
ハイハットペダルを踏んでいる
左足つま先を上げることで
閉じている2枚のシンバルが空き、余韻の長い音にすることができるのです。
手順は同じでも、楽器を変えることで表現に幅をつくることができます。
そうして楽曲の構成を明確にすることが
できるのです。
Practice 5
右手~Cymbals,Hi Hat ,Snare Drum,Tom
左手~Snare Drum,Tom
右足~Bass Drum,
最後は、ドラムの音はなくピアノ・ベース、
ラテンパーカッションのカバサの演奏です。
フレーズも色々と試してみましょう。
思いつくように、自由に叩いてください。
しかし、ベースとピアノとの一体感は常になければいけません。
リアルな演奏ではベースとピアノがドラムに
寄り添ってくれることもありますが、
ここでは録音物なので、
貴方が寄り添うしかありません。
このPractice5では
周りの音を聴いて演奏をする
という、演奏でもっとも大事なことのトレーニングです。
Standard 40 American Drum Rudiments
~スティックコントロールのトレーニング~
ルーディメント~rudimentと呼ばれる
スネアドラムを叩くときの
基礎的技術~フレーズ~が
マーチングドラムの分野で定められています。
”The Percussive Arts Society”という団体が
40のルーディメントを規定してドラムと
パーカッションの技術の充実に努めています。
スティックコントロールを高めるのに
非常に有効な練習ツールです。
があります。
覗いてみてください。
1曲叩けるようになってからで大丈夫!