まず聴いてください。
このように演奏できるようになります。
ここを目指して進んでいきます。
Practice 1からPractice 10
まであります。
1日1つの”Practice”でもいいですが
「出来たな」と思ったら
どんどん次に
進んでいって構いません。
ただ、次の日は前日終えた章から
始めるとさらに効果があります。
Target
Practice 2
シンバルの音が右側から
ハイハットを踏んだ音が
左側から聴こえます。
スティックを持たずに音に合わせて
右手で右側に聴こえるシンバルの音に
合わせて右足の腿を打ちます。
左足を地面に踵をつけて、
1拍目でつま先を上げ、2拍目で踏む。
3拍目でつま先を上げ、4拍目で踏む
とやりましょう。
最初に聴いた達成目標はテンポが148bpmです。これは1分間に♩が148あるという
意味です。
Practice2は100bpmです。
手で腿を打った時に腿と・指先に感じる
感覚が耳で聴いた音とピタッと
重なるように叩きます。
左足も、踏む感覚と耳で聴こえる音が
ピタッと重なるように
1音、1音感じながら踏みましょう。
左足の動きが右手の2拍目・4拍目に重なることも意識してください。
演奏しているフレーズは実は
1小節だけです。
それを曲の終わりまで129回
繰り返します。
タイミングに集中します。
Practice 3
Swingを理解しよう
スイングジャズ~4ビートジャズは、
4分音符を3つに分けて、3×4=12に1小節を分けて感じます。
ここではベースとピアノを聴きながら、
両手で交互に腿を叩いてスイングの感覚を
感じてください。
強弱がついていますが、それ通りに叩けなくても
今は気にしないでください。
"Swing"は、
4分音符の1拍目で身体が左
2拍目で右と振り子のように揺れる感覚です。
3拍目・4拍目でもまた身体が左・右と揺れる感覚を感じられますか?
この感覚を”スイングする”と表現するのです。
ここでは”スイングを感じる”ことに
集中しましょう。
左足は、4分音符2拍目の左手と重なっています。
落ち着いて左足が左手と同じタイミングに
なるように意識してください。
このように意識することで
他の楽器より先に急いでしまうこと
(音楽用語で”走る”と言います)を
避けることができます。
これにじっくり取り組むと、
ベースと手が同じタイミングになるところも
あることを感じられるようになります。
Swingと3拍子の関係を身体で感じてください。
Practice 4
シンバルレガート
4つの異なるテンポで練習しましょう。
最も遅い"100 bpm"からはじめてください。
焦らずに左足が左手と同じタイミングのところは
しっかり同じタイミングになるように
意識しましょう。
Swing Jazzでもっとも重要なことが、
シンバルレガートと裏拍でハイハットを踏む
この部分です。
裏拍(4分音符2拍目・4拍目のことです)で
左足を踏むのに慣れるまで
少々時間がかかるかもしれません。
最初の頃は時々ずれてしまっても
悔やまないことです。
ゆっくりやれば必ず馴染んできます。
左足は、4分音符2拍目の右手と重なっています。
落ち着いて左足が右手と同じタイミングに
なるように意識してください。
このように意識することで
他の楽器より先に急いでしまうこと
(音楽用語で”走る”と言います)を
避けることができます。
ここからはスティックで練習するのが
ベストです。
初めてスティックを使う方は
をご覧ください。
さらにスティックの使い方の詳細Video
「Traditional Grip Basic」と「Matched Grip」を
ご覧いただくと理解が深まります。
経験者の方にもお役に立つこと約束します。「Traditional Grip Advance」はより熟練した
フィンガリングの理解に効果的です。
裏を左足で踏む感じを 身体に落とし込みましょう。
How to build cymbal legato
~シンバルレガートのつくりかた~
Practice 4のレガートフレーズは小節単位では[1]・[2]・[3]の3種です。
レガートシンバルは、ベースやピアノとの
”会話”とも言えます。
テンポを刻んでいるだけではなく
ベースやピアノとの受け答えです。
4分音符2拍分でみてみましょう。
[A]・[B]・[C]・[D]
この4つだけです。
このうちの2つを組み合わせると
1小節~4拍分~になるのです。
ベースやピアノを聴いてこの4種を組み合わせてベース、ピアノと会話をするのです。
レガートのフレーズが 自由に組み合わせられることが大切です。
Practice 5
左手~スネアドラム
スネアは進行を勢いづける
合いの手のような役割をします。
3連符の最後の拍に周りの楽器の演奏に
反応するように入る場合が多いです。
ロックとは異なり毎小節はいると決まっているわけではありません。
曲の進行をサポートする目的ではいります。
4拍目の8分3連の3つ目にはいることによって
次の小節の”入り”が強調されるのです。
ですから4小節単位の4小節目の
4拍目の8分3連3つ目は
フレーズの最後になりがちなので、
よく見られるポジションです。
他の楽器と呼応する感じです。
How to build
~スネアをどこでいれるか~
4拍目の8分3連の3つ目にはいることによって
次の小節の”入り”が強調されるのです。
ですから4小節単位の4小節目の
4拍目の8分3連3つ目はフレーズの最後に
なりがちなのでよく見られるポジションです。
1拍を3連符で感じましょう。
~シングル&ダブルストローク~
◆ダブルストローク
20小節目・28小節目にでてきます。
シングルストロークは片手が1打打つこと。
ダブルストロークは片手で2打打つことです。
英語ではシングルストロークを"Tap"
ダブルストロークを"diddle"ということを
覚えておきましょう。
シングルとダブルを組み合わせることで様々なフレーズをつくることができます。
これを"Para diddle"と呼びます。
右側にあるフロアタムを叩くのに、
手順では左手になるところを右手で打つためにダブルを入れる、というように手順の調整の場面にもつかいます。とても重要な技術です。
徹底して身につけましょう。
Standard 40 American Drum Rudiments
~スティックコントロールのトレーニング~
ルーディメント~rudimentと呼ばれる
スネアドラムを叩くときの
基礎的技術~フレーズ~が
マーチングドラムの分野で定められています。
”The Percussive Arts Society”という団体が
40のルーディメントを規定してドラムと
パーカッションの技術の充実に努めています。
スティックコントロールを高めるのに
非常に有効な練習ツールです。
があります。
覗いてみてください。
1曲叩けるようになってからで大丈夫!
Practice 6
ダブルストローク
フィンガリングで連続する2つ目を打つ感覚を
身につけます。
遅いテンポでじっくり、手ごたえが感じられる
までやりましょう。
"142 bpm"では厳しく感じられるかもしれません。
まずは”1小節”しっかり速さに合わせて
できることです。
"Bass"が4分音符を弾いています。しっかり”Bass”
を聴いて合わせましょう。
Practice 6で実際に叩くのは
2拍分・半小節です。
右手にせよ左手にせよ、2打目を慌てて急ぎ
突っ込んでしまうことはよく見られます。
菜箸で小豆をつまんで蝋燭の上に置くような
繊細なタイム感覚を
2打目を打つ時に感じられるようになれば
安定したスティックコントロールができます。
案外時間とは幅のあるものなのです。
まずは”1小節”しっかり速さに合わせてできることを目標としましょう。
ポイントはフィンガリング~指でスティックを押し出す~ しっかり身につけましょう!
Practice 7
曲の中で再度確認~Practice 5
再度Practice5に戻って
曲の中でのダブルストロークの感覚を
身体に落とし込んでください。
ベースに重なっている感覚を
しっかり意識して、
慌てずに曲を感じ取るように
叩きましょう。
ダブルストロークの2打目を急がないように。 鉄則です。
Practice 8
右足~バスドラム
バスドラムはどこにいれるのでしょう。
スネアドラムと同じように、曲を盛り上げていくことを目的として随所に入れていきます。
例えば13小節目の1拍目は
楽曲の構成上~[Aメロ]・[Bメロ]・[サビ]など~
のブロックの最初の小節の1拍目です。
曲の進行をわかりやすくするので入れる場合が多いところです。
1拍目を強調するためには、
前の小節の最終拍~4拍目~(16~17小節目)から次小節の1拍目へ連続させると効果的です。
弱く鳴らすのならば22小節のように
構成の切れ目ではなく途中で使うことも
あり得ます。
最初は、右手に連動させると良いでしょう。
つまり右手が叩くポジションに
重ねていれるのです。
最初は踵をつけて始めましょう。
Practice 9
クラッシュシンバル
クラッシュシンバルは
”流れに区切りをつけて曲の構成を
わかりやすくする”
目的があります。
そのため各ブロックのアタマでいれることが
多いです。
いれすぎると、うるさくもなりますので
感性に従って工夫してください。
次は最終セクションです。
シンバルの入れ方は自由に考えて大丈夫です。
Practice 10
自分の演奏をする
出来るようになったことを
トレーニングの時と異なる位置にいれてみる。
そこからはじめて、遊びましょう!
いつもベースを聴いて、
自分の演奏のタイミングがベースの上に
のっていることを感じていられることが
大事なことです。
次にこうしようとか今日終わったら
何を食べようか、などとたとえ思ったとしても
タイミングがぶれないように
遅いテンポで十二分に身体に落とし込む
これが最初大事にするポイントです。
細かい技術はその後でいいのです。
曲を演奏してからだと技術の必要性が
理解できます。
"Jazzdrumclub"のプログラムは
演奏する曲に必要な演奏フレーズと技術を
曲に合わせて演奏していく中で自然に身に付く
ようにつくられています。技術と音楽力の両方が
最短で身に付きます。
自分の音楽世界を手に入れてください。
自由に試してみる。