まず聴いてください。
このように演奏できるようになります。
ここを目指して進んでいきます。
Practice 1からPractice 4
まであります。
1日1つの”Practice”でもいいですが
「出来たな」と思ったら
どんどん次に
進んでいって構いません。
★次の日は前日終えた章から
始めるとさらに効果があります。
Target
Practice 1
右手~Hi Hat
右手でハイハットを叩きます。
まず、ハイハットを閉じておくので
左足は床につま先をつけたまま
~ハイハットペダルを踏んだまま~にします。
4分音符1個を3つに分けて
2つ目を休むのです。
4分音符1個を3つに分けるビートを
"triplet"
とドラムの世界では呼びます。
3連符と考えていただいて結構です。
Jammin practice1
オルガンが弾いている2拍,4拍目と
音が重なっていることを意識してください。
レゲエでは
2拍,4拍目~アクセント記号~
をギターやオルガンが刻む
ことがよくあります。
この”裏打ち”の演奏と自分の演奏が
右手(ハイハット)が
重なっているように感じられるまで
タイミングに集中して、
調整をしてみてください。
実際の人とのアンサンブルでは
貴方の演奏を聴いて
他のプレーヤーが合わせていきます。
しかしみんなに合わせてもらおう
ではなく、
ドラマー自身が皆と呼吸を合わせて
リードしていく気持ちが
大切なのです。
Practice 2
右手~Hi Hat ,右足~Bass Drum
右手がいい感じになったら、
右足(バスドラム)を加えます。
右足(バスドラム)は3拍目にはいります。
"8beatRockDrum"と同じで
3拍目にアクセントをつける
意味があります。
右足のタイミングは完全に右手と重なります。
右足を右手に合わせる感じでやりましょう。
Jammin Practice2
82bpmで納得いくまで
タイミングをしっかり合わせることが
大切です。
急がず丁寧に
取り組みましょう。
Practice 3
右手~Hi Hat ,右足~Bass Drum
左手~cross stick
左手を加えます。
ここではスティックでは
"cross stick"という奏法をつかいます。
でもその前に手順を
素手で充分に合わせて
身体に落とし込みましょう。
遅いテンポでとことんやるのです。
この8小節目のフレーズが
むつかしいとおもわれるでしょうが
譜面で確認するとよくわかります。
『R→L→R→,R&L→休み→R&L』
素手で音楽なしでやってみてください。
むつかしくないでしょう?
このように譜面で手順を確認するのは
早く理解するのに最良の方法です。
曲を聴いて譜面におこせれば
手順がはっきりわかるのです。
音を聴きながら
目で譜面で手順を確認する。
これがドラムをマスターする
最短・最良の方法です。
◆左手~cross stick~の演奏方法
Videoを観てください。cross stickは
Latin, Reggae, Afroや
バラード曲で使われる奏法です。
日本語で”リムショット”と
言われる場合がありますが、
国際的にはcross stickが正解です。
Practice 4
右手~,Hi Hat ,
右足~Bass Drum,左手~Snare Drum
全体を合わせていきましょう
詳細を入力してください
何度も繰り返して身体が覚えると
自由にシンバルの位置を
かえて演奏できるようになります。
とにかく右手がしっかりタイムをキープして
その右手に左手と右足の
タイミングをあわせること。
遅いテンポで確実にできるようにすることが
秘訣です。
Practice4
赤い矢印が"Splash cymble"です。
左のドラムセットの写真では
ハイハットの右上にあります。
次の小節のアタマを強調するために前拍の
最終音で叩きます。
splash cymbalはLatinでもよく使われます。
厚さが薄く、
『パシャッ』
という音がします。
Standard 40 American Drum Rudiments
~スティックコントロールのトレーニング~
ルーディメント~rudimentと呼ばれる
スネアドラムを叩くときの
基礎的技術~フレーズ~が
マーチングドラムの分野で定められています。
”The Percussive Arts Society”という団体が
40のルーディメントを規定してドラムと
パーカッションの技術の充実に努めています。
スティックコントロールを高めるのに
非常に有効な練習ツールです。
があります。
覗いてみてください。
1曲叩けるようになってからで大丈夫!
補足~ジャマイカ産の音楽
ska
rude boy
rock steady
reggae
2 Tone ska
とジャマイカを発祥の地とする音楽はあります。
共通する部分もありますが、
ドラムを演奏する立場からみると
それぞれを別個に捕らえた方が
分かりやすいです。
右のska曲”Broadway Jungle"を観てください。
8分の2・4・6・8拍に
アクセントがきています。
基本拍も
tripletではなく8ビートです。
Toots & the Maytalsによる"ska"の曲
~Broadway Jungle~です。
「レゲエ」という音楽ジャンルの名称は、
彼らの楽曲「DO THE REGGAY」から
とられたと言われています。